日付が変わってしまったけれど、東日本大震災から9年が経ちました。

 

まだまだ復興は道半ば・・・だということを、私は昨年7月に岩手県陸前高田市を訪ねて痛感しました。

8年かかってやっと自宅を再建した友人に案内してもらった彼女の故郷は、震災の爪痕が生々しく残る発展途上の街でした。

 

その街のことにも触れている、吾郎ちゃんの岩手日報のインタビューに胸が熱くなる。

 

スマスマで被災地への支援を呼びかけていたことに触れ

番組が終わっても「5人ともずっと気になっていると思う」と、彼ら全員の思いは今も変わらないことを「5人」という言葉で強調してくれて、ジンとした。

そして月曜午後10時に、今もファンがその思いを繋いでいることも

「知っています」と言ってくれて、本当に嬉しい。

 

支援活動は

「近くに困っている人がいたら助ける」というごくシンプルな気持ちだという吾郎ちゃんに

人としての普遍的な在り方をまた教えてもらった気がする。

本当にそうだね。

大義名分なんて必要ない。

重い荷物を抱えている人に、「一つ持ちましょうか」と声をかけるようにごく自然に、自分の出来る範囲の支援が行えたらいいな、と私も思う。

 

そのことに気づくきっかけをくれたSMAP。

さりげなく、被災地に寄り添ってくれたSMAP。

 

NHKで毎年放送されていた「明日へ」コンサート・・・

 

最後の放送となった2016年、中居君は「前を向くことも大事だけど、時には過去を振り返ることも必要」と言っていました。

 

3.11は、本当にそういう日なのだと思います。

 

過去から学んだことを、明日へ繋げていきたい。これからもNAKAMAと共に。

 

岩手日報のインタビューの中で吾郎ちゃんが

「ラジオ番組で電話でお話を聞かせてもらった」という陸前高田市の、熊谷珈琲店は、こちら↓

 

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「熊谷」だから、クマさんがお店のキャラクターなのかな?笑

私が訪ねた日は臨時休業で入れなくて残念。

実際のお店にもぜひ行ってみたい、とおっしゃっている吾郎ちゃん。

定休日(火曜日)以外も急なお休みもあるようですから、気をつけて。非常に気をつけて(笑)

 

陸前高田市は、熊谷珈琲店さんのように未来に向けて頑張っているお店が沢山ある新しい街でもあるけれど

180度反対側を向けば、まだ何も手をつけられていない荒野も広がっている・・・

それが被災地の、現実。

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良いところだけ夢見るのではなく、悪いところを悲観するだけでもなく

どちらも抱えて、今を生きる被災地の友に思いを馳せながら

私は私の出来る支援が何かを、日々考えていきたいと思います。

 

みんなで、これからもがんばりましょう。