最近よく「エモい」って言葉、使うよね。
おばちゃん(私)も、意味もわからず使ってることありますが(苦笑)
ウィキペディアさんによると、「感情が揺さぶられた時、気持ちをストレートに表現出来ない時、グッときた時」なんかに使われる言葉らしい。ほーそうなのか。
元が「Emotion」に由来してることは、知ってた。
Emotion 感情
つまり情け。
はからずも2月に色々あったことで
中居正広
木村拓哉
彼らの「情」について改めて考えてみた。
情に厚い
情が深い
情を立てる
色んな言い方があるけれど、SMAPの上2人って間違いなく「情けのある男」だよね。
いやもちろん、下の4人だってみんなそうだけど
何ていうか…中居・木村の「情」の種類っていうのはまた別格のものがあるんじゃないかな…
と改めて感じる今日この頃。
木村君。
大阪のライブの初日にあなたが話してくれたこと、私はとても印象に残っていて・・ →君が話した言葉
お寿司屋さんの大将の話、それからステージをサポートしてくれるスタッフの病気のこと。
そういうプライベートに近い部分の話を聞いて、あぁこの人は人との繋がり、ご縁を本当に大切にしている人なのだな・・・と思った。
それもとても繊細で、優しく。
2011年にNHK「プロフェッショナル」という番組の中で
「森くんの脱退を打ち明けられた時の心境」を聞かれて、木村君が一番先に口にしたのは
(森は)「普段すごい気を遣う人だった」ということ。
「だけど、そんな彼が、絶対、っていう目をしてすごい決意が伝わってきたから・・・」脱退を肯定出来た、と言っています。
私・・・木村君のその言葉が、ずっと忘れらなくて。
森くんを「気遣いの人」だと評するならその木村君自身も、ものすごく繊細に周囲を観察して、気を遣う人なんじゃないかな、と感じたから。
もし木村君が(世間一般でイメージされている)「俺様」な人なら、自分が気を遣われていることなんて気づかないと思うんですよね・・・
気遣いの森くんが、「どうしても」と我を通したいほどやりたいことなら、と背中を押した木村君の優しさ。この人の情の在り方。漢気。
対して、中居君。
中居君は同じインタビューの中で森くんのことをすごく「引き留めた」と語っていて
でもそれは自分の「感情」で説得していた、と。
残って欲しい、辞めるなんて嫌だ、という自分の感情だけで話していたので彼には伝わらなかっただろうな・・と振り返っていました。
ここ数年、中居君は可愛がっている後輩に
「自分が何かをやりたい、と思うならそれが出来る【環境】を整えろ。やりたい、という自分の【感情】だけを主張してもダメだ。うまくいかない」
と、お仕事に関する助言をしていたようですが
それって、森くんの時の体験からきているのかな?と勝手に想像してる。
森くんは、自分の夢に向かって旅立っていったわけだから、それを止めることは誰にも出来なかったはずだけど
もしかしたら、中居君の中では森くんが辞めずにすむ方法、SMAPを続けられる道もあったんじゃないかと、心のどこかで思っていたのかな・・・?
その【環境】を整えることが出来なかった経験が彼の中でずっと残っているから今、後輩に「やりたいことがあるなら感情よりも環境」というアドバイスをするのかな・・・?
って思ってる。
そんな「感情に溺れるな」と言う中居君が、あの、森くん最後のスマスマで言葉も発せられないほど号泣したことは有名な話・・・
そしてそれを間髪入れずにフォローし、中居君の代わりに場を繋いだのが、「MCは得意ではない」と言っている木村君だったっていう・・・ね。
この2人の「情」の厚さときたら・・・思い出す度に泣ける。
ええっと、何が言いたいのかよくわからなくなってきましたが(汗)
今、そういう持論の中居正広が
「環境を変えたい」と退社会見で語ったこと、すごく意味が深い・・・と私は思うわけで。
というか
もう既に、彼は色んな【環境】を整えているからこそ、あの場に立ったわけだから
今後、コトは大きく動いていくような気がする。
会見で遺骨を披露することで恩師への「情」を立て、今から自分の思い描く未来へ向かう中居君は、さすが我らのリーダーだと感心するばかり。
だから
これからエースがたった1人、あちらに残ることになっても私はあまり心配していない。
「お互いに前に進もう」というコメントを出した木村君の仲間への「情」を、私は信じてるから。
まだまだ道は遠いのかもしれない。
だけど、いつか環境さえ整えば、約束の地に彼らは集う。
だって
うちらのグループには、とびきり情が厚くて深い、上の2人がいるんだから。
このままで終わるはずは、ない。
そんな風に思う2020年の春。
その日を想像するだけで、めちゃめちゃ「エモい」んだけど(笑) ←おめでたい私ww
とりとめもないタワゴトに、お付き合いいただきありがとうございます