人間って

本当に大切なこと、大好きな人のことを

「好きだからこそ」何度も口にする人と

「好きすぎて」簡単には口に出来ない人

がいるのかな?

 

 

なんだか

急に各テレビ局が、色々出し始めた感、あるよね(苦笑)

忖度してないアピール?

まあいいけど(本当はよくない)

 

昨日の慎吾ちゃんの姿が、テレビでもウェブニュースでも沢山見られるのは嬉しいです。

 

でも、本題のオリンピック・パラリンピック(のボランティアユニフォーム)のことより、囲み取材で受けたジャニーさんに対する思いがクローズアップされてしまうのは、人々の関心の高さから言っても、もう仕方ないことなのかな・・・

こうなることを見越して、先に3人連名でコメントを出したのかもしれませんね。

 

 

それにしても

昔からSMAPに何かあった時、いつも公で一番先に発言する立場が巡ってくるのが香取慎吾さんなのは一体どういうわけなのかな・・・

と、過去の色々に思いを馳せました。

 

23年前、森くんがSMAPを辞めて入ったオートレーサー養成所で落車事故による大怪我を負った時(再起不能、とまで報道された)

自分の主演映画の記者発表の場だったかな?

「今のお気持ちは?」とレポーター達に問われた慎吾。

固い表情で、でもきっぱりと「森くんはとても強い人なので、絶対大丈夫です!」と言い切った慎吾のこと、昨日のように覚えているよ。

 

10年前、剛君のアクシデントがあった時も生放送のSmaStation!で冒頭に謝罪したよね。

憔悴した瞳の慎吾をテレビで見ているのが辛かった記憶・・・

 

そして今回。

 

連名で出したコメントよりも、もっと踏み込んだ思い出話を語った慎吾。

ジャニーさんへの感謝に溢れていたね。

 

そして今回の慎吾の談話で「あ」と思ったこと・・・小娘さんがツイートしてる。

 

 

 

私も慎吾、「SMAP」って口にしたんだ・・・・と少し驚いた。

小娘さんも言うように、彼は今まで一番その単語を口にしない人だったから・・・あぁ、言えるようになったんだ。

と、その変化に驚いたのです。

だって、それは「森くん」の時とまったく同じだから。

 

森くんがSMAPを去って、長い間事務所やテレビが彼の居た痕跡を消そうとしていたことは

ファンならずとも知っている話だけど

中居・木村を筆頭にメンバーはことある毎に「森くん」の名前を発して、世間にSMAPには6人目のメンバーがいたことをアピールしていた。

特に頑張っていたのが、中居君で。

策士全開モードで、ここぞという時に「森」をブっこむことブッこむこと・・・(苦笑)

そして「森くん」の名前を出す時の、中居君のまあなんと嬉しそうな顔ったら・・・なかった。

あぁ、この人本当に森くんのことが大好きなんだなぁ・・・ってジンとしてた。

 

あ、それは最近でも同じことですね↓

どうよ、これ(笑)森くんに見てもらいたくなるね。

 

こんな風に、中居君を筆頭に、メンバーみんな森くんが大好きで、森くんの名前を何かしらの形で出していたけど

慎吾だけはね・・・違ったから。

「オレが一番仲良かった!」と72時間テレビの浜松で主張していたほど、仲良しで大好きだった森くんなのに

慎吾は、SMAPが5人になってからは本当に数えるほどしか「森くん」のことを口にしなかった。

今思えば、大好き過ぎて、長い間彼が去ったとこを受け入れられなくて、口にすることも辛かったのだなぁと感じます。

 

そのことを示す言葉を、彼は昨年きみまろ師匠との番組で語っています。

 

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人生で一番泣いた瞬間は?

という問いに

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だと、慎吾は答えていました。

 

浜松で森くんと再会した時も、「森くんがSMAPを辞める」と聞かされた夜、泣きながら歩いて帰った。

という思い出話をしていたけれど

大好きで、大切なものが遠く離れていくことに、彼の心はどれほど傷ついたのでしょう・・・

 

今公開されている映画「凪待ち」でも、物語の終盤に歩きながら子どものように泣きじゃくる慎吾がいるのですが

私はあの、まるで咆哮するように泣く姿に

あぁ・・・慎吾は森くんがいなくなると知った日も、こんな風に泣いていたんじゃないのかな、と勝手に重ねて、二倍も三倍も切なくなるんですが

おそらく

SMAPが解散した時も、同じように泣いていたような気がしています。

(スマスマの最後の収録の後、すごく泣いていたと聞いたこともある)

 

SMAPと

森くんと

 

彼にとって大切で大好きなものを、二度も手放さなければいけなかった瞬間。

どんな思いでいたのか、と涙が出ます。

 

だから、彼はそのことを口にすらしなかった。

言葉に出すにはあまりにも重い、色んな感情が蘇ってくるから・・・だから、ずっと控えていたのかなと想像しています。

 

でも

慎吾は、浜松で森くんと再会したあとは、ごく自然に彼のことを口にするようになりました。

とても嬉しそうに。

あぁ、やっと彼の心の中で、良い意味で何か一区切りがついたのかな。

と思って私は最近の慎吾を見ていました。

(2018年の年明けに、森くんに生電話した時のホントに嬉しそうな声ったらなかったし)

そして今

もう一つの大切なもの「SMAP」を、自ら口にした慎吾。

 

公取委の事がそれに関係してるのかどうかはわかりませんが

ようやく

ようやく、慎吾がその言葉を言える心境、そして「環境」になったのだとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

 

メンバーの中で一番立派な体躯に育ち

頭の回転も早く機転も利いて、どんな場面でも堂々と振舞える42歳の大人、香取慎吾の中に

SMAPに入った当初の10歳のままの、繊細で無垢な魂の慎吾少年がいること、ファンは知っている。

そんな彼が、本当の素のままでいられるのは、きっと「SMAP」のメンバーと一緒に居る時間なのだと今でも思う。

 

だから、彼がこれからも沢山沢山、「SMAP」って口に出来たらいいのにな、って心から思う。

そして

早くまた5人のお兄ちゃん達に囲まれてとびきり嬉しそうににしている姿を、見たいと思う。

 

それまで、5人と1人がそれぞれの場所で、今出来ることを頑張ってほしい。

私達は、ずっとずっと、ついて行くから。

そして、必ずその日が来ると信じて、待っているから。

 

*日刊スポーツより写真引用

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