昨日 森くんが熊本でイベント という記事を書きました。
*12月2日にオートレース宇土でトークショーと写真撮影会があります。
それを読んだ熊本の方、何人かから「嬉しい!行きます!」という反応が・・・
情報がお役にに立てて何よりです
その中に
「宇土は昨年の震災で被害を受けた地域です。復興支援という意味でも森くんが来てくれるのは本当に嬉しいです」
というお声がありました。
それを聞いて思い出したことが。
*昨年(2016年)4月に書いた記事です。
↓
昨年4月14日に発生した熊本地震。
それからわずか2週間後に同じ九州、福岡県の飯塚オートで開催されたSGオールスター戦の初日に、選手の皆さんが場内で被災地支援のための募金活動を行った様子を書いたものです。
森くんも、それに参加していました。
友人がその場で持参した色紙(くまモン)に何かメッセージをとお願いして、書いてもらった森くんの言葉を載せてあります。
あの時「みなさん がんばれ」 とメッセージを送った彼が
1年半経って、今直接熊本の地で皆さんと出会えること、何よりも現地のファンの方の喜びになるのではないでしょうか。
最近こちらへ訪れてくださるようになった方はご存知ないかもしれませんが
オートレースの収益金の一部は地域振興、福祉事業に使われています。
ともすればギャンブルの面ばかり強調されますが
あなたが森くんを応援するために買った車券は、巡り巡ってどこかの誰かを支える助けになっているんですよ
自分達のレースの売り上げがそういう風に役立つことを選手の皆さんは充分理解しているので、業界全体が非常にボランティア意識の高い職業だと思います。
大きな災害があれば支援のための義援金を選手の賞金から集めたり、率先して募金活動を行う。
被災地に直接出向いて選手自らが様々な支援活動を行うこともあります。
東日本大震災の時は、伊勢崎オートレース場の選手宿舎が被災者の避難場所として提供されていました。
災害に限らず、常日頃から地元幼稚園への絵本贈呈や、地域のクリーン活動への参加などもするし、ファンサービスの一環として私物をオークションにかけたり選手の生写真販売をして、収益を全部寄付するということも定期的に行われています。
自分達が命を懸けて走るレースで得た売り上げを、社会に還元していく選手の皆さんの姿勢。
強く優しいその姿勢を私は尊敬しています。
今も、あの5人の代わりにファンが月曜日の夜10時になるとネットを通じて復興支援を呼びかける活動が行われていますが
オートレースという、一見まったく違う業界にいる選手の方々も「誰かのために自分の出来ることをする」という志は、あの5人とまったく同じなのだと思っています。
繋がっていますね。
そして
業界を問わず、皆で、明るい未来のために頑張りたいですね。これからも。
森且行選手は本日も快勝で明日の準決勝へ進みました
あと2つ勝って、ぜひ優勝して熊本の皆さんに元気を届けられるイベントになるといいなぁと願っています。
森くん、がんばりましょう!