ちょっと興味深い記事がありました。

 

SMAPで音楽特番に明暗!~ネットの増幅で過剰に批判されたTBS vs 絶賛されたテレ東~

この記事そのものを紹介したかったわけじゃなくて・・・(データや考察、ぶっちゃけ読みづらいし冷や汗

 

わずかな期間に随分対照的なことが起きていたんだな、と。

 

10月8日(日)にテレビ東京で放送された

「日曜ビッグ 3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100」という番組では6人のSMAPの映像が、それぞれ名前のテロップ(森くんも含む)と共にありのまま紹介され

それとは真逆に、一切SMAPが出なかったのが10月2日(月)にTBSが放送した「歌のゴールデンヒット」という番組だったという事実。

 

爆笑問題の太田さんが自分のラジオで

テレ東の番組のことで「森くんも含めた6人のSMAPが出ていてビックリした。あれ、いいんだね。変わってきてんだねぇ」

と言ったという話も聞きました。

 

それも含めて

 

私が興味深いな、と思ったのは

映す、映さないのテレビ局の姿勢ではなくて

(長年の6スマファンにすればその一喜一憂は21年前から果てしなく繰り返されてきた、うんざりするような不毛な扱いなので)

記事の中にもあるように

ファンが「6人のSMAP」がありのまま映ったことをウェブでニュースとして取り上げられるぐらい、喜び話題にしたことです。

爆笑問題の太田さんは

テレビの内側のことを「変わってきてるんだねぇ」と言ったのだろうけど

私にしてみれば

多くのSMAPファンの意識が、ここ数年で本当に変わったなぁ・・・と思えてなりません。

今年のSMAPデビュー記念日に書いた ちょっと嬉しくなるお知らせetc. という記事でも触れたけど

「森くんも含めてSMAP。SMAPは元々6人」という認識がこんな風に当たり前にファンの間で語られるようになったのは、私個人の感覚で言えばつい最近。

もっとハッキリ言ってしまえば、昨年冒頭の解散騒動以降、という感じです。

 

それを何で一番感じているかというと

スマファンの皆さんのSNSのプロフィール欄であったり、語られる文章の中で

「SMAP5(6)人」という表記が物凄く増えたことです。

ファンだけでなくSMAPを語る報道の中でも、心ある執筆者はそういう書き方をされるようになった。

この

(6) カッコ6 っていう表現ね、よく目にするようになったのは本当に最近な気がする・・・

*ちなみに森ファン目線からそれを表現する時は「5人と1人」という言い方が多いです。似ているようでちょっと違う

 

「えー私はずっと6スマファンでもっと前から6人のこと応援しているって書いてるよ」

と、思われた方がいたら、ごめんなさい冷や汗2

もちろん、そういう人が沢山いることも重々わかっております。

でも、「5(6)人」とわざわざ表現されるファンが圧倒的多数になったのは、やっぱりここ1年ぐらいという実感です。

ほら、私「6」にすごくこだわって、「6」にかなり敏感になってここまできた者ですから・・・

実数はともかくとして、何というか「皮膚感覚」で?(笑)

「5(6)人」を応援しているよ、とアピールする人が激増してることを感じています。

 

私がネットを使い始めた(2000年代初め)頃

同じ思いの人と繋がりたくてSMAPファンのホームぺージを山ほど検索しました。

「SMAP全員が大好き。全員を応援しています」という所はくまなくチェックしたと思うけど

どこへ行っても目にするのは「SMAPの5人」が大好き。

という文字ばかり・・・

当時は、森くんの脱退がまだ記憶に新しい(そんなに年数経ってない)頃だったはずなのに・・・ですよ。

 

それだけ事務所とマスメディア全体の結託した情報操作が世間に浸透していたんだろうなぁと思われます。

 

6人だった過去の映像は完璧なまでに封印・加工処理され

メンバーが森くんのことを口にすることも、脱退後数年間は本当に厳しく制限されていたし

その上で捏造に近い彼のゴシップ記事をバンバン活字で流されたら(不仲で脱退・処遇に不満・やる気がなかった等々)

世間の人、森くんに特段心を寄せてなかった人は、それを信じるのが普通だと思う・・・

(だからこそ、木村君が以前言った「彼に心を寄せてくれた人へ」という発言が、ありがたくて泣けました)

昔はこちら側(ファン)から「そうじゃない」と声を上げる手段などない時代です。

彼の姿が映像から消され、記憶も上書きされていくことにさしたる疑問も持たれなかった結果

ネットが世間に普及した頃にはもうすっかり「SMAPは5人」という意識がファンの間ですら一般的になっていたと

これもまた私個人の感覚ですが、感じられました。

 

逆に言えば、森ファンの側からの「もうSMAPと一緒にしてくれるな。こっちは新しい道で頑張ってるんだからいつまでも過去を引きずる話は迷惑。本当のファンなら前だけを見るべき」

と、いう主張も当時よく目にしました。

 

↑ と似たようなことを仰ってる人、今この状況に置いても結構いるような気がします。誰のファンとは言いませんけど。(それこそ個人の自由ですから責めているわけではない)

だから私は

本当に歴史は繰り返すというか、あ~これ前にもあったよなぁ・・・っていう

ありとあらゆることを、21年前の森くんの脱退当時のデジャヴとして、今また味わっています(苦笑)

こんなデジャヴ、マジでいらないんですけどとほほ

 

そういう経験を経てきた身からしたら

人の意識って

インパクトのある事象(映像)

巧妙に仕向けられた嘘(報道記事)

大衆心理(皆がそうだから)

というものが合わされば簡単に操られるというか、変えられるものだと思います。

 

そこに真実があるかどうかって、関係なく。

 

SMAPのことだけに限らず、この国の大切なこと・・未来の行く末に関しても似たようなことが起きているのではないかと想像する時

それは本当に怖いことだと、つくづく思います。

 

だからこそ

私は「表に見えてこないもの」や「言葉に出せない」彼らの思いを、五感を研ぎ澄ませて全身でキャッチしていきたいと思うのです。

 

彼らが今、様々な事情やしがらみで口に出来ないことがあるならば

代わりにファンが声を上げていきたい。いや、いかねば。と思う。

 

「SMAPは元から5人」とあの事務所のオエライさんが言ったことから、過去に色々な情報操作がされた、というのはもはや伝説と化してますが

世間に浸透した間違った意識を、再度変えていくことは容易ではないです。

そのことも、私は身に沁みて知っている。

 

だから一旦解散してしまったSMAPが再度結集するためには

その物理的な困難よりも「不仲だから解散した」「○○が解散の戦犯」「○○が裏切者」というような世間一般の認識を変えていくことが一番難しいと思ってる。

だけど、難しいから諦めるというつもりは私には一切ない。

だって

かつて無かったことにされた悔しさを抱える森ファン・6スマファンの気持ちを汲んで、ずっと声を上げ続けてくれたのはSMAPの5人のメンバーに他ならないから。

彼らの中に「意識を変える」という意図があったかどうかはわかりません。

だけど「嘘はつきたくなかった」のだろうなぁと私は思ってる。

森くんの存在を隠すこと、彼らの中ではしたくなかったんだろうな、と想像しています。

今も別の道で頑張る森くんに、エールを送ることだって彼らの中ではごく自然のこと。

ただ単に「トモダチ」の名前を出すことが何でいけないの?

という思いに溢れた彼らの行動や発言は、長い年月をかけて少しずつ、地殻変動を起こし始めた。

 

そして一気に山が動いたのが、あの27時間テレビの彼からの手紙。

 

ということ、私はよくよく知っているから。

 

「意識を変える」ことで物事が動いていくことって、きっとこれからもあると信じてる。

 

だけどね

27時間テレビのことがあってさえ、SMAP5(6)人 という表記はまだあまりお目にかからなかった。

うんうん、森くんはSMAPのベストフレンドだよ。レース頑張ってね。というエールはすごく増えたけれども。

それが、昨年の解散騒動が起きて

6人の頃からSMAPのファンである人はあの脱退時の色々を思い出し

5人になってからファンになった人も、騒動自体のうさん臭さ、不可解で理不尽な流れに疑問を持ち

過去に遡って色々調べられた方も多いのだと思う。

 

その過程でその時々の彼らの心を知り今改めて、SMAP全員を応援したい!誰一人欠けてもSMAPではない!という思いを込めて「SMAP5(6)人を応援している」と表明してくださる人が本当に沢山増えたのだと感じています。

 

そのことは、きっとこれからの彼らの励みと支えになる。

と信じて疑わない私です。

 

昨年末に たくさんの愛と勇気をくれた人 という記事の中で「これからはファン1人1人が小さなSMAPになって彼らの代わりに声を上げていこう」という決意を書きました。

今もその思いは変わらない。

いえ、以前よりもっとずっとずっと強くそう思っている。

 

お花画像 「雲間草」 花言葉 「活力」

 

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1人1人の声は小さくても、まとまれば大きな思い・彼らの活力になれるから

ファンの側から「未来への意識」を持って世間の認識を変えていきたいものです。