突拍子もないことを、語ってもいいでしょうか。
空想 夢想 幻想 妄想・・・
今から書くことは、そんな類のとりとめもない私の想いです。
理解出来ないお話だったら、ごめんなさい
私は、目に見えるものだけがこの世のすべてではない、と思う人間です。
いわゆる霊感とか、そういうものはまっっったく、備わって「いない」普通の、平凡過ぎる中高年ですがww
科学的には説明出来ない事象や不思議な共鳴・・・
例えば言霊、とか?
そういうものを信じる気持ちが年を重ねるごとに自分の中で大きくなっているなぁと感じています。
殊にね
SMAPの、5人と1人に関して。
ファンになって早20年以上
何でこんなに彼らに惹かれるのかなぁ・・・あの子達の何が、私の琴線に触れるのだろう・・・と思うと不思議でした。
そして、その中でもどうして森且行という子を(すっかり子ども扱い、すいませんだって、私よりうんと年下だから)こんなに好きになって、とことん応援したくなったのか・・・
芸能界から引退しメディアからその名前が消えて、10年近く「動く」彼の姿すら見れなかった時期があっても、少しも気持ちが冷めなかったのはなぜなのか・・・
それは本当に言葉では説明できません。
「人は、無意識の遺伝子レベルで誰かを好きになる」
という話をどこかで耳にしたことがあります。
現実生活の、うちの配偶者の話は横に置いておくとして(爆)
こんなにも長い間、純粋に誰かのファンでいられたことは、確かに遺伝子に組み込まれた何かに共鳴して惹きつけられた・・・と言えなくもない。
私にはそんなスピリチュアル風味の?(笑)話を語り合えるスマ友さんが1人いるので
折に触れ彼らの運命や歴史や、絆、そして今置かれている環境について、ある種独特の視点から意見交換して盛り上がることも多々あります(他の人が聞いたらドン引きされる内容かもしれないけど・・)
特に昨年の、騒動が起こって以降はね・・・
彼らに課されたものは一体何なのか。どうしてこんな風になってしまったのか、をその時々で感じるままに語り合い自分のカタルシスとしていた部分もありました。
輪廻転生・・・Reincarnation
人の魂は生まれ変わる、ということを私は否定しません。
先にも言いましたが、目に見えないものが世の中には沢山あると思っているので
「遺伝子に組み込まれた何か」とは、私の知らない遠い祖先の記憶なのかもしれないなぁ・・・と思うこともあったりします。
スマ友&スピ友(笑)である友人が、今から7年近く前に会津地方の白虎隊のお墓を訪れたことがあって
その時
「何となく、森くんのことが頭に浮かんだ」と教えてくれました。
森くんが少年時代に福島で過ごした時期があること・・・私はファンだから聞いたことはあったけれど、彼女にその話をしていたかどうか、記憶が定かではありません。
教えてないのにふと森くんが連想されたのなら、その共鳴って凄いな・・・と思いました。
白虎隊に関係があったのかは不明だけど、彼のご先祖ゆかりの地なのかもしれないね、という話を後から2人でしたものです。
その時点で、私は森くんが福島のどの地域に住んでいたのか、詳しいことまでは知りませんでした。
私は物ごころついた頃から大河ドラマを見ることが好きでした。
歴史と創作が見事に融合した作品に出逢えた年は1年間、毎週日曜日の夜にテレビの前に座ることが楽しみで仕方なかった(だから、香取慎吾主演「新選組!」は二重の意味で嬉しかった・・)
まあ、個人の好みの問題で、途中で挫折して視聴を放棄するドラマも結構ありましたけどね。
そんな私の心に残る作品の一つが、2013年に放送された「八重の桜」。
幕末の争乱から起きる会津の悲劇・戊辰戦争に至る経緯を丹念に描いた作品の前半が素晴らしくて(特に会津藩主を演じた綾野剛さんが凄く良かった)
会津地方に生きる市井の人々、実直な会津藩の武士の志を表すのが
「什の掟」(じゅうのおきて)という教えである、というエピソードが物語の序盤で紹介されました。
藩士の子ども達に教え継がれてきたその習わしは
年長者のいうことに背いてはいけない、挨拶をきちんとしなさい、から始まり
嘘をついたり卑怯な振る舞いをしてはならない。弱い者いじめをするな。
などの、人としての心構えを説く最後に
「ならぬことはならぬものです」
と結ばれていました。
「ならぬことはならぬもの」
これはドラマの中でも主人公の人格形成の肝として使われていた、愚直なまでに真っすぐな会津の人の精神を象徴する言葉でもありました。
実は、ドラマの中で一番最初にこの「什の掟」が出てきた時、私は「これって森くんだ」と、思ったんですよね・・・
真面目で一本気で頑固。
これらは芸能界時代から森くんの性格を表すワードだったけど、それって・・・まさにこの「什の掟」じゃないの。
彼が福島で過ごした少年時代(幕末から100年以上経っている現代)にこの「什の掟」が伝わっていたのか不明だけど、森くんの遺伝子には、おそらくこの真っすぐな心根の「ならぬことはならぬもの」が、組み込まれているんじゃないのかなぁ・・・と、1人で勝手に想像していました。
そう思う時、その昔テレビの企画で中居と木村が大喧嘩するドッキリを仕掛けられ、必死で2人を止めようとしていた森くんの姿が、とっても腑に落ちるのです。
でもそんなこと、あまり人には言ってなかったんだけどね。
先日、あだたらで行われたイベントで森くんが「小学生の時福島に住んでいた時期がある」ことを語り
その地が会津坂下町だということ・・・長年のファンである私も実は初めて知りました。
楽し気に、冬は雪が凄くてスキー板履いて登校していたこと等を語っていた森くん。
きっと福島には愛着があって、いい思い出がいっぱいあるんだろうな~と微笑ましく思えたものですが・・・
その会津坂下町が、「八重の桜」の主人公である新島(旧姓・山本)八重さんの出身地である、と知った時は、背筋に電流が流れたような気持ちになりました。
女の身でありながら、スペンサー銃を持って幕府軍と戦った山本八重さん。彼女の出身地であるということは、本当に戊辰戦争に関わりの深い地域・・・そういう土地に、森くんはゆかりがあったんだ、と知った時
7年前にスマ友さんが白虎隊のお墓周辺で森くんのことが頭に浮かんだ、という話がやけにリアルに感じられて胸の鼓動が早くなりました。
Reincarnation
その言葉が、私の頭でリフレインしています。
この話、もちろん、即座に彼女にしましたよ(笑)
そして彼女からの返答が
「多分、6人全員があの時代に居たんじゃないかな。
そして私達も、それを見ていた人間なんだと思う」
ね?
冒頭に言ったように、突拍子もない話でしょ?
付き合ってられん、という方は遠慮なく回れ右してくださいね。はいはい、どうぞ
どうしてここに6人が出てきたかというと・・・
昨年の出来事が、あまりにも幕末の会津藩の辿った道と重なるから。
「大きな権力に疎まれ理不尽に散らされた」人達の物語・・・
「義を貫いて、逆賊の汚名を着せられた」悲劇・・・
それが、彼らと重なって見えるのですよね。
思えば、慎吾が演じた「新選組!」もまた会津と深い関わりを持つ物語でした。
そして
SMAPが、本当に最期に「SMAP」として、観客の前で5人で歌ったのが昨年の3月の「明日へ」コンサート。
それが、なぜ会津若松という土地だったのか・・・
偶然と呼ぶにはあまりに凄い巡り合わせに、言葉を失いそうになります。
そこに、どんな意味が隠されているのでしょうか。
いつか、その答えがわかる日が来るのかな・・・
ドラマの中で綾瀬はるかさん演じる八重さんは、会津の敗戦が決定的になった時、こう叫びました。
「会津は逆賊なんかではない!どう考えてもわからない。お上のために必死で務めてきたことが、どうして責められるのか。私達は何も悪いことなどしていない」
悔しさをにじませて叫んだその言葉が・・・今、違う意味で私の胸に沁みます。
逆賊と呼ばれた会津藩の人々は、その後の新時代(明治)で辛酸を舐めます。
でも、長い苦難の末に、近年こうして大河ドラマにもなり、当時のことがちゃんと検証・考察されて名誉回復の機会に恵まれることとなりました。
そう遠くない未来に、私達の愛する彼らにもそんな機会が巡ってくることを願ってやみません。
彼らは、裏切者でも造反者でもない。
この先もどこかの誰かがまだ彼らを貶めるつもりなら、八重さんのように心の中でスペンサー銃構えて戦い抜く覚悟はあるから、と言っておきたい。
これは私の途方もない
空想 幻想 妄想・・・です。どうか笑ってお捨て置きくださいな。
お花画像は 「オリエンタルポピー」 花言葉は 「夢想」
春の夜の、たわごとと思ってくださると幸いです。