まだ続きます。超個人的なお話。

あきれてない方、お付き合いくださいませ。

 

SMAPの「一応の」解散が近づくにつれて、各メディアでは彼らの25年間の活動を振り返る特集が組まれることが増えてきました。

テレビに映る映像ではもう森くんが隠されることもなくなり

私にしてみれば「今頃かよ怒り」と、ムッ頑張るぞ~!とする気持ちもありつつ・・・

でも、やっぱりきちんと森くんのことが、ありのまま伝えられることは嬉しいわけで

この際、文句は置いといて出されるものを楽しもう、という心境でいます。

 

にしても

ここにきてあちこちで【6人時代のSMAP】に光が当てられ再評価される中で

「SMAPだった森且行」に対して、各媒体から押し寄せる称賛の嵐キラキラに、ファンとして戸惑いを隠せない(苦笑)

もちろんこれに対しても「今頃かよ、おせーよ怒り」な気持ちはありますが

それ以上に、あまりに褒められているから嬉しい・・・を通り越して、ビビる滝汗

ご本人が知ったら多分、ムズ痒くなるような(笑)表現までありますww

そんな心持ちの森ファンでございます^-^;

 

でもこんな機会もなかなかない、と思うから

彼を絶賛しているある意味こっぱずかしい嬉しい記事をいくつか挙げさせてください心

 

まずはこちら。 文芸春秋1月号。

attachment00.jpg

これ結構お堅めの本だと思うんですけど、ちょいちょい芸能ネタも取り上げてるようで

随筆の一つで、以前SMAPに楽曲を提供した(「We are SMAP!」の「SWING」という曲ですね)西寺郷太さんが

「SMAP、国民の『BEST FRIEND』」というタイトルで彼らの解散を惜しむコラムを書いておられます。

 

阪神大震災の3日後にMステでSMAPが新曲披露を取りやめて「がんばりましょう」を歌った勇気を称える話から始まり、彼らの魅力は「リアル」であり続けたことだと分析。

解散によって日本のシンガーソングライター達に「いつか自分の曲をSMAPに歌ってもらう」という大きなモチベーションが途絶えてしまうことは音楽業界にとって大きな損失であるとも書かれています。

その話の中で、西寺さんは森且行さんのことを

音楽家視点でいえば彼の歌唱はジャニーズ史上屈指のスキルと魅力を放っていた」

と、最上級の言葉で褒めてくださっています。

 

聞きましたか?皆さん。

あの事務所の数多の先輩後輩含めて、彼らの中で森くんの歌は「屈指のスキルと魅力キラキラキラキラがあったんですってよ。

これを読んだ時はじーんとしてじーん溜飲が下がる思いがしました・・・うる~ん

嬉しい・・・素直に嬉しい。

最近のラジオでの楽曲特集やベスト盤で改めて森くんの歌声を聴いた方も多いようで

ネットでも森くんの歌を再評価してくださる方の声をよく目にしてますが

一般の方だけでなく、音楽の専門家からのこの高評価は本当にファンにとっての誇りだし、宝となる言葉です。

西寺さんは、世間がSMAPの不在の本当の意味を痛感するのはこれからだろう、とも書かれています。

そうやって惜しんでくださることは本当にありがたいんですが・・・

全体的に「解散の理由は『不仲』」と捉えて文章を綴られているように感じるので・・・そのことだけは、残念ですムムム

先日の大森監督のトークショーでもそうだったけど、業界人ですら、今の5人のことをそんな風に誤解しているんだな、と思うと

どんだけアチラ陣営の情報操作が行き渡っているのか、と腹が立ちますムカ

 

だからやっぱり、ファンが「そうじゃないから」と声を上げ続けていくしかないのかな・・と思います。

 

さて次はお堅い系とは真逆の、サブカル系のムック本。

別冊宝島の「ありがとう!SMAP」

attachment00.jpg

SMAPの歴史の振り返りや楽曲の解説、クリエーター達とのコラボについてや、果ては「SMAPはアイドルの何を変えたのか」という論説まで

すごく多角的に分析しているのが、サブカルっぽくて面白いですニヤリ (と言いつつサブカルの真の意味をわかってないおばちゃんな私←あかんやろww)

 

この別冊宝島は、7年前にもSMAP特集の本を出版していること、ご存知の方はどれぐらいいるのかな?

これなんですけどね。

attachment00.jpg

「SMAP結成21周年記念」の本って・・・中途半端過ぎて笑える汗 サブカルっぽいわ~←だから意味わかってないのに言うのやめなさい(大爆)

どちらかと言えば、この7年前の本の方が中身が濃くて個人的に好みの切り口の文章が多いので、面白いかな。(今読み返すと、あまりの活字の多さ=文字の小ささに、老眼が進んだ目では読むのが辛くなっていたけど・苦笑)

タイトルだけ紹介すると

・SMAPツートップ論

・六者六様のSHAKIN'VOICE!ヴォーカル成長ヒストリー

・SMAPという名のおしゃれ泥棒!雑誌表紙で辿るSMAPフェイス&ファッション

等々・・・

どお?興味そそりますよねニコ 

圧巻は彼らの歴史を綴った「SMAP抱腹絶頂21年ヒストリー」で

「アイドル冬の時代に誕生したSMAPが、アイドルの在り方を変え、最後の国民的アイドルになるまで」というサブタイトルが付けられ、結成の1988年から(この本発売当時の)2009年までを4つのキャプチャーに分けて、彼らの歩みを紐解いているページかな。

あの時は、まさかSMAPにこんな未来が待っていたとは、誰にも予想出来なかったでしょうが・・・ね。

 

メンバー1人1人を分析したパートには、ちゃんと森くんの頁もあって嬉しかった。

 

attachment01.jpg

当時はまだまだ彼の存在は消されていた時代だったので、こうした特集がSMAPの本の中にある、というその事実だけで本当に嬉しかったんです。

 

あれから7年経っての今の別冊宝島。

今回もちゃんと「5人のメンバー論」の後「Extra」と題されて、森且行さんの頁がありました。

 

attachment02.jpg

それだけでも嬉しいのに

ここに記された内容が・・・まあ、もの凄い褒め言葉の連発。

先に上げた西寺さんの「彼の歌はジャニーズ史上屈指のスキルと魅力があった」も、どえらいお褒めの言葉で感涙にむせんだもんだけど

宝島は、その上をいってます。

だいたい、彼に付けられたタイトルからして、凄いから。

神様が仕込んだ運命のカード 森且行」 って・・・ファンでも引くほどの大仰さ(喜んでます。念のため)

ちょっと、やだわ。ヲタクが運命とか宿命とか奇跡とか、そういうワードが好きって知ってて書いてるのね、とニヤケるニヤリ ←まんまと策にハマってる人

*参照までに他のメンバーは

・ポストBIG3の最右翼・中居正広

・自然体のスーパーヒーロー・木村拓哉

・ミステリアスな最後の貴公子・稲垣吾郎

・努力型、遅咲きの大輪・草彅剛

・明と暗のギャップが生む色気・香取慎吾

となっています。

5人のことを書いたライターさんは皆同じ人ですが、森くんだけは違う方が書いているので

中身の文章に関しても、他とはちょっとテイストが違う気がします・・・ていうか、このライターさん森ファンですか?と問いたいぐらい、かなり入れ込んだ言葉が並んでて・・嬉しいラブ ←のか、おい汗

だって、タイトルも凄かったけどサブタイトルも素晴らしいんですものキラキラ

 

「グループを去りながら強化させた男の‘不在の在’

って、うまいっ!!!爆  笑爆  笑爆  笑

何と的確な表現っ!!と、感動した・・・うる~ん

こんな短いセンテンスで森くんのことを評価した言葉は今までお目にかかったことがなかったので涙出そうになった涙

SMAPを長年見てきたファンであれば、この言葉だけですべてがわかりますよね。

>森の離脱なくしては、今日までの「このSMAP」はなかったと言えるだろう(「別冊宝島」から引用)

という一文は・・・解散を目前にしてではなく、普通に25周年をお祝いする彼らの特集として、読みたかったと本気で思った。

というのは、愚痴になるからもう言わない(苦笑)

そこはさておき

とにかく、この森くんの頁、冒頭からこれ以上ないほどの褒め言葉が並んでる。

1人で読むには辛抱堪らんので一部引用させて下さい!ニコ

 

>容姿・歌・運動神経から料理の腕までダントツ

>歌ってはエロスの絡むのびやかな声で魅了する

>健全と蠱惑が一体となった奇跡のような男。それが森且行

>ポテンシャルのデパートともいうべき

 

・・・ねえ、これすごくない?

私もいつも森くんの魅力についてうざいぐらい語っていますが(笑)

「蠱惑」なんて言葉、使ったことなかったよ・・・苦笑 *蠱惑=人の心を乱しまどわすこと。たぶらかすこと

やだ、当たってるし。エヘ・・・

って、のたうち回りそうでした(爆・爆・爆)

ちょっと私、このライターさんに弟子にしてもらいたい!と本気で思った。それぐらい恐れ入った。嬉しくて。

(はーい、段々痛さ全開になってきてますよ~わかってますよ~良い子は見ないフリしてくださいね~www)

 

そして、褒め言葉満載で嬉しいのはもちろんなんですが

「彼は我が身を俯瞰するまなざしを持っていた賢明な人だった」ということや

「自分が抜けてもなお、いやより強くSMAPは輝く」と踏んでグループを去った彼の「大勝負」を称えている箇所は、ちょっと涙してしまいますね・・・涙

実際森くんはレーサーになってから暫くしてマイナーな専門誌で「自分が抜けても5人に力があるからSMAPは大丈夫だと思っていた」と語っています。

そのことを思い出した文章でした。

 

「彼こそは、神様がSMAPに仕込んだ運命のカード」

という言葉。

本当に、そうかもしれないなぁ・・・と今しみじみ思います。

 

森くんは今、トークショーで「なぜオートレーサーになったのか?」とよく聞かれています。

いつも彼の答えは一緒。

「子どもの頃から憧れていたから。夢だったから」

そうだね。七夕の短冊に書くぐらい、なりたかった職業なんだものね。→七夕の夢

でも、いつだったかこんなことも言っていたっけ。

「まっすぐレーサーにはならなかったけど・・・ちょっと回り道したけど、なれてよかったと思っています」

 

神様が、8年間あなたを【SMAP】という道に遠回りさせたこと

だからあなたに巡り会えたこと

私はとても感謝しています。

 

もしかしたら・・・この先の未来で

一旦バラバラになった5枚のカードをまた集めるために

神様は、もう一度「森且行」というカードを使うことがあるのかな・・?

なんだかふと、そんなことも考えてしまいました。

そんな未来が、本当にあればいいなと祈ります。心から。

 

いつにも増して好き勝手なことを書いてしまいました。

クリスマスに免じて、どうかご容赦くださいねウインク

 

*おまけ

私、7年前の宝島の、このページが一番好きなんですけどラブ

このイラスト・・・神ですキラキラキラキラキラキラ

attachment00.jpg