皆さま、良いクリスマスをお過ごしでしょうか?
前記事ではちょっとポエマーしてしまったおばちゃん(私)ですが
(そしていよいよ、クラウドファンディングは支援者6000人を突破。新記録が見えてきました→ この活動を支援します )
まだクリスマスなので、引き続きロマンティック&センチメンタル?なことを書きます。
いつも以上に主観で書きます。超個人的思考による内容です。長いから2回に分けます(爆)
ついてこられなかったら、ごめんなさい
昨日はORICON STYLEの菊地陽子さんが書かれた最新の記事を紹介しましたが
12月初旬にもとても嬉しい記事を書かれています。
「番外編」としてベストアルバムに収録されるメンバー紹介ソング「FIVE」シリーズについて考察された記事です。
↓
【連載番外編】SMAPベスト盤を読み解く PART.2 中居がプロデュース力を発揮、試練乗り越え生まれた紹介ソング
前置きにこの3曲には【中居正広のプロデュース力と、SMAPが乗り越えてきた試練の歴史が詰まっている。】と書いてあって、納得。
そして
「Five True Love」 → 「FIVE RESPECT」 → 「CRAZY FIVE」 と繋がる流れに中居君の緻密な計算と進化を感じられる、と。
本当にその通りですね。
でもファン投票で「CRAZY FIVE」が5位、 「FIVE RESPECT」が6位とベスト10に入っているのに比べて
「Five True Love」は41位とやや劣勢・・・ かれこれ17年も前になる99年のアルバム『BIRDMAN ~SMAP 013』の収録曲なので、どうしても新しい「FIVE」シリーズより印象が薄くなってしまうのかもしれないですね。
だけど、私はこの3曲の中で「Five True Love」が今でも一番好き
それは中居君のソロパートの歌詞
“探す”“失くす”“何度も壊して”
“迷う”“目指す”“笑えるときまで” が何とも印象的で、それに続く
「変わりながら変わらずいられる それが得意のForm」
に至っては、あぁ、これは本当に彼ら・・・SMAP自身のことを歌っているのだとわかったし、当時の中居君の心境が反映されているのだと思えたから。
菊地さんもやっぱりこの部分では同じことを感じたみたいだけど、もっと深い考察もされている。
>森且行を失ったその事実をなんとか受け止めようとしているようにも取れるし、当時から度々取りざたされていた解散の噂に、等身大の意思表明をしているようにも取れる。
(ORICON STYLEより引用)
ここで森くんが登場するとは思わなかった。
もちろん、私も「失くす」や「何度も壊して」「変わりながら変わらずにいられる」というワードからは森くんのことを連想したけれどね・・・
96年の彼の脱退から3年が経過して、中居君はやっとそのことを歌に出来る心境になったのかなと想像する時、ふと自分のことも思い出しました。
私も96年に森くんが去った後、すぐ素直に「5人のSMAP」を応援出来たわけじゃない。
彼がいなくなったSMAPを認めることが辛くて、しんどくて、とても複雑で、しばらくはまっすぐ5人を見ることが出来なかった・・・スマスマも、毎週欠かさず見てはいたけれど、どこか構えて斜め見ていた、そんな時期が確かにありました。
その気持ちが徐々に落ち着いてきて、ようやく「やっぱり5人でもSMAPが好き」と真正面から応援出来る気持ちになれたのが、この99年の『BIRDMAN ~SMAP 013』の頃でした。
人間というのは、喪失感を埋めるのにそれぐらい長い時間が必要なのかもしれません。
その意味で、3年経ってやっとそれを歌という形で表現出来た中居君の心情、察するに余りあります。
そして『BIRDMAN』のPVですが。
まるで一遍の映画のような、あのPV。
ファンの間で今でも名作であり伝説、と語り継がれるクールでイケてるあのPV。
あれが公開された時うわぁ、SMAPって本当にカッコイイや と改めて思ったものですが
後日、友人から
「冒頭で、メンバーそれぞれに『ゴローが捕まった』って連絡してくる人がいるじゃない?
皆はそのことを知らなかったわけだから、じゃあ誰が?って考えた時
それはやっぱり6人目のメンバーが、吾郎ちゃんのピンチを知らせてきたとしか思えないのよね」
という(勝手な)裏設定を聞かされて
おおおおおおお!!!
と、ものすんごく腑に落ちて、興奮した
そうか!そうだよね!!本当にそうだわ!!そうに決まっている!!!
と、今の今までそんなこと考えてなかったくせに(苦笑)友人の言葉でそうとしか思えなくなった←単細胞
そうか・・・今は違う場所に居ても、そうやって彼らを見守りピンチの時には援護する
そういう「見えない味方」が、確かにSMAPにはいる。
それが森且行という存在なのかもしれないね・・・と実際のSMAPとPVの5人が重なって、心が震えたものです。
(製作者の意図がどうだったのかはこの際、不問)
もしよかったら皆さんも、あの「ゴローが捕まった」っていう電話、森くんからメンバーにかかってきたと想像して再見してみて下さい。めっちゃ萌えますから (私だけか?)
そして、2001年・・・本当にSMAPがピンチになった時、森くんが中居君に「昔の曲なら踊れるから、行こうか?」と電話をかけてきたことはあまりにも有名な話。
何なの、この人達。
ドラマと現実がリンクしすぎていて泣けて仕方ない
って、また話が脱線しましたが(毎度すいません)
菊地さんのコラムの話でしたね。
菊地さんは、曲そのものだけじゃなくて、この時(『BIRDMAN』)のライブでこの歌で「白い」衣装を着ていることにも注目しています。
このライブに限らず
>ここ一番の時、中居はいつも、白い衣装を選んでいるような気がする。5人の愛が、そこにいないメンバーにも届くようにと
という記述を読んで
ですよね!
って、首がもげるほど縦に首を振ってうんうん、うなづいたのは私です(大爆)
この記事読んで「よこっちょと同じこと考えてる人だね」と、私に声かけてくれた友人もいますが
まさしく、これ私がずっと思っていたことなんです。
*参照 ↓
このブログを始めて間もない頃に書いた記事です。
メインは草彅剛さんの謹慎から復帰についての思いを書いてるんですが
SMAPは、大事な時は必ず『白』の衣装を着ていること。
森くんがいない今
白を着ることで、彼らは今も6人でステージに立っているのかな、と書きました。
森くん最後のスマスマ。
初めての紅白大トリ。
09年のテレ朝特番「SMAPがんばりますっ!」(生放送で森発言の出たエポックメイキング的な番組)
全部、白い衣装でした。
そして剛復帰のスマスマも、その後の27時間テレビのライブも、です。
最初の頃こそ、偶然?と思わないでもなかったけれど
さすがにこれだけ続くとね・・・そこに彼らの明確な意思を感じずにはいられませんでした。
特に27時間テレビのライブ・・・
オープニングで奈落からせり上がってきた5人が、白スマだったのを見た瞬間は、鳥肌が立ちました・・・
その先に起きることなど、まったく予想もしていなかったはずなのに
「この白には意味がある」と、心がざわついて仕方なかったあの日の記憶・・・
今ではすべてが懐かしく切ないです。
菊地さんが同じことを感じ、そして文章に綴ってくださって本当に嬉しい。
そしていつかまた、5人が「白い衣装」を纏ってステージに立つ日の来ることを願わずにはいられません。
今日の画像は白いお花 「イキシア」 花言葉は 「団結して当たろう」
今の私の気持ちです。