解散発表から1日が経ち、色々なところで色々な人が、考えを述べています。

 

ポジティブなこともネガティブなこともあります。

人の数だけ思いがあって、共感出来ることもそうじゃないこともあるけれど

それだけ多くの人がSMAPについて何かを語らずにはいられない、という事実こそが

彼らが「国民的」グループであった証なのかな、と思います。

 

これから、彼らが実際に解散してしまう12月31日までにまだまだ色んなことがあるだろうし

私自身も、その都度色んなことを思うだろうけど

 

今日現在の、今、私が思うことをここに書きます。

 

きっとこれから、何度もそうやって「思うこと」を書くだろうけど

解散してしまったら、もう「SMAP」に対して思うことは現在進行形では語れなくなるから・・・

自分の心境の変化も含めて、つれづれなるままに書き留めていこうと思います。

 

彼らの解散発表を受けて、一番最初に思ったことは先のブログにも書きましたが

「無念」の一言に尽きました。

 

彼ら自身が認めているように

今まで解散を考えた時期は何回もあったらしいし、実際ファンとして「ひょっとして解散するんじないか?」と本気で心配したハプニングもいくつかありました。

だけど、彼らは自分自身で(もちろん周囲のサポートあってこそですが)それらを乗り越え

その度に一回りも二回りも大きな存在になっていったような気がしたので

今年の1月の騒動が起きるまで、解散なんてことは、まったく想像も予想も心配もしていなかった。

SMAPはインフラ。

電気・水道・ガス・SMAP。

と、評した若い作家さんがいましたが、SMAPという存在はファンであるなしにかかわらず、今の日本に、人々に、自然に溶け込み不可欠なものだったのではないかな、と思います。

 

だから

彼らはこのままずっとずっと、SMAPでいてくれると信じてた。

 

中居君の「おじいちゃんになってもSMAPを続けていたい」という思いを知っていたから・・・

5人旅で「10人がつっかかってきても、SMAPを守れるよ」と言った言葉も、信じていたから・・・

1月以降、どんなに不穏なことが起きても

その言葉をお守りのようにして、彼らの未来に思いを馳せていました。

 

万一、私達の希望と違う結論を彼らが出したとしても

その時は、森くんがSMAPを去った時のように

自分達の言葉で、ファンに向けてきちんと思いを伝えてくれるはず、と考えていたから

まさかあんな形で、あんな時間に、一番大事なことが突然、世間に発表されるとは・・・

そこに彼ら5人の真実の気持ちはあったのか?

と思う時、本当に「無念」でなりません。

 

結成から28年もの長きにわたって最高のエンターテイメントを提供し続けた5人の

「終わりの始まり」となる第一頁に、あんな惨いシナリオを用意した彼らの事務所を恨みます。

(ま、森くんの脱退の時からずっとそういう気持ちですけど)

自己弁護に終始し、この結論に至ったのはメンバーに原因があったと長々と綴られたFAXにはうんざりしました。

そして、あぁ彼らはこんな会社、こんな上層部の元で、長年働いてきたんだなぁ・・・と思う時同じ社会人として同情を禁じえなかった。やるせないこと、この上ない。

 

こういう結果になってしまった以上

これからもっと様々な報道や話が出てくると思います。

森くんの時にも経験しましたが、究極、何でもありの好き勝手言われ放題になる可能性あり。

もう既に今だってそう。

解散の原因を作ったのは誰なのか?って戦犯探しのような報道が溢れている。

それがすごく哀しいし、そんなこともうやめてほしい。

 

5人の中で、誰が正しくて誰が悪いなんて、絶対にない。

きっと誰も悪くない。

彼らが「SMAP」にどれだけの愛情と誇りを持ってここまで続けてきたか、ファンなら皆知っています。

以前木村君はNHKプロフェッショナルの中で

「楽したらSMAPじゃないし、誰も楽しようとは思っていない」と言ってました。

それほどの覚悟でやっていたグループ活動を、彼らが「続けていけなくなった」原因は、5人の感情のもつれというような単純な話ではないと思うのです。

いつしかSMAPは「巨大産業」と呼ばれるほどの大きなビジネスコンテンツになり

そこに絡む利権や思惑は、素人の私達には想像も出来ないほど複雑で奇怪なものがあったんじゃないのかな・・・?

でなければ1月以降の、あらゆるメディアが一体となったようなSMAPへの逆風の数々に説明がつかないし、結局彼らの気持ちは二の次で、抗えない大きな力に押し込まれてここまできてしまったような印象すらあります。

極論を言えば、すべて「解散ありき」で何もかもが仕組まれていたこの半年だったのか・・・?と勘ぐってしまう自分がすごくイヤになる。

 

今年が終わってしまう時

私達の愛したSMAPという集合体がなくなってしまう、という事実を

未だ現実として受け入れられません。

 

夢であってほしい、とまだ心のどこかで願っている。

・・・森くんの時も、ずっとそう思ってたけどね(苦笑)

 

そう、森くん。

 

皮肉なもので、解散することが決定したとたん、彼らを振り返る過去映像やヒストリーの中で森くんは重要なパーツとして登場し始めてる・・・そういう時だけ、各テレビ局仕事が早い(嫌味)

今後「第一の解散の危機は森の脱退だった!」みたいな取り上げ方で森くんがピックアップされたら・・と思うと、胃痙攣が起きそうな心境です。

そんな風に彼にスポットライトを当てられても、少しも嬉しくない。古傷が疼くことはやめてほしい。

 

そして、そういう過去のナンタラカンタラを世間の人が再認識することで

「結局、あの時SMAPを抜けた森は正解だった」とか「森は勝ち組」と言われることが、私には一番堪えがたい。いや既に一部でそんな論調もあるけどね・・・

世間はすぐに手の平を返します。

森くんが辞めた時、世間は「もったいないことをする」とか「理解出来ない」とかさんざんなことを言いました。「そんな転身、うまくいくわけがない」とも。

それが、この解散を受けてコロッと「森の選択は正しかった」になるんですから・・・

うわっつらの報道だけを真に受ける一般の方々の声って、本当に風向きで変わるんですね。

 

5人と1人の中に、勝ち組も負け組もいない。

この28年間の彼らの歩み、そこで流した多くの涙を知っている者なら、そんな表現できるはずない。

誰が見てもわかる「勝ちと負け」は、森くんの今の仕事、レースの結果だけです。

 

とにかく

今の段階で彼らにかける言葉は、私にはまだ見つからない。

その代わりの、お花画像は、百日草

花言葉は「いつまでも変わらぬ心」 そして 「絆」

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これからも、何があっても、いつまでも、私はあなた達が大好きだから

そのことだけは、どんな形でもいいから伝えていきたいな・・・と思います。