森くんのレースの真っ最中ですが
ブログに書きたいこともいっぱい溜まっていますが
今日という日は、それらはちょっと置いておいて、心静かに祈る日にしたいと思っています。
東日本大震災から5年が経ちました。
SMAPさん達がこの5年間、「まだまだ支援が必要」と自分達の番組で訴え続け
被災地のことを決して忘れず、そこに住む方々に心を寄せていること、知っています。
そんな彼らには到底及びませんが、私もそうありたいと思っています。
私には被災地に住む友人がいます。
あの震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市。
大きな津波に飲み込まれた街で、彼女がこの5年間、何を見て何を思い暮らしてきたのか・・・
その一端を知ることが出来る、友人YUEさんのブログです。
よかったら、ご覧ください。
↓
去る2月
私の地元でこのドキュメンタリー映画が上映されると知り、足を運びました。
陸前高田市で震災後立ち上がったNPOの一つ。
「津波最高到達点に桜の植樹をする」活動を記録した映画です。
友人の住む街のことを少しでも知ることが出来たら、という思いで観に行きました。
30分ちょっとの短い映画ですが、観る前より格段に高田の街を身近に感じるようになりました。
こんなパンフレットもいただきました。
10mを超える津波の可能性が、震災前から声高に叫ばれていれば。震災前の防波堤には限界があることを知らされていれば。津波によって奪われた命はもっと少なくて済んだのではないか?
その思いが、今も頭を巡ります。
と活動の趣旨の中で綴られています。
上映会にはこの映画を撮った監督さん(お若い方でした)も来場されて
日本全国を回っているけれど、なかなか皆さん「自分のこと」として災害を捉えられない。そのことが歯がゆい、ともおっしゃっていました。
日本は災害大国であることも、データで改めて示してくださいました。(水害、火山等)
5年前に起こったことは、いつ、誰の身に起こってもおかしくないのだということも強調されていました。
その時、自分は一体どうするのか?
この映画をきっかけに、ご自身が、そしてご家族がいつか来る災害に備えてほしい。
「防災」ももちろんだけど、「減災」を考えてほしい、という監督さんの言葉が心に残りました。
今日という日は、5年前に天に召された多くの魂に祈りを捧げる日ですが
それと同時に、よりよい明日が来るように、自分に出来る努力を続けていこうという思いを改めて確認する日でもあるような気がします。
私はいつもそれを友人YUEさんの姿勢から学んでいます。
あなたの明日が、ご家族の明日が、被災地に住む沢山の人の明日が
少しでも良い日になりますように・・・祈っています。
出来るお手伝いは何でもさせてね。
そして今日もまた
当たり前の日常を、がんばりましょう。
合掌。