一夜明けて、やっと、少し落ち着きました。

 

毎回のことですが・・・森くんが優勝した時は、その日はもう、精神が異常な興奮状態になっちゃうのに加えて、森友さん達と祝杯上げるのに忙しくて(*ネットの中で。いわゆる、チャットですけど・笑)

 

何が何だか、わからないうちに日付が変わってしまいます。

 

そして、朝になったら、スポーツ紙の見出しを見て

 

 

Song2

 

 

あぁ・・・本当に、優勝は夢ではないのね、と実感します。

 

 

 

いつも、そんな感じです。

 

 

 

にしても

 

 

今回の優勝には、本当に色々な思いがこみ上げてきました。

 

まずもって、真っ先に思ったことは

 

「やっぱり、森且行は只者ではない!」ということです。

 

スポーツ報知の淡路記者が、森くんの優勝に際して書いたコラムの中で

 

「やっぱり、持っている。

間違いなく、持っている。」

と思わず、二度も呟いてますが(笑)

 

彼のことを良く知る、ファンである私達でさえ

 

「マジで、この人、そういう星を持ってる!」と、改めて驚嘆した昨日の優勝戦でした・・・

 

淡路記者いわくの、森くんが「持ってる」理由は

 

今回のGⅠに出てない有力選手が多数いたことや、準決勝で一緒に走った、優勝候補大本命だった選手が落車してしまったこと

そして、優勝戦直前から、急に降り出した雨を味方につけたこと・・・

それらを総合して、「流れと運と引き寄せて」優勝に繋げたことが、「持ってる」ということなんですが。

 

確かに、その通りだと思います。

 

でも、そういう細かい具体的なことを抜きにしても

とにかく、森くんの人生の軌跡は、いつも「劇的」という形容詞に彩られているような気がしてならないんですよね・・・

 

今回は、自身、二度目のGⅠタイトル。

 

初制覇!と世間に騒がれ、SMAPのメンバーから生放送で「森、おめでとう!」の言葉まで贈られたあのGⅠ優勝からは、実に4年6ヶ月の間が空きました。

それって・・・結構長い年月ですよね(苦笑)

 

GⅠに限らず、森くんは普通開催の「優勝」からさえ、約2年8ヶ月も遠ざかっていたのです。

 

 

ファンからしてみれば、SGやGⅠならまだ、諦めがつく(それも失礼な話ですが)

 

だけど、冠のつかない普通開催でも「どうして優勝できないんだろうか?勝機は十分あったのに!」と嘆き、心配し、もどかしく思ったこと数知れず・・・

その間に彼の口から「40になってSG獲ってなかったら・・・」という引退を匂わす発言があったり

どのレースでもことごとく準決勝で敗れるパターンが続いていたりしたので

もう、本当に胃が痛くなるような心持ちで、この2年、彼を見つめていました。

 

森くんが、レースのためにどれほど努力しているかは、ファンなら誰でも知っています。

 

その努力を持ってしても、まだ、駄目なのか?

一体彼に、何が足りないというのか?

タイヤ?エンジン?整備の技術?精神面?

誰か教えて!

と、何度、叫びたくなったかわかりません。

 

森くんは、ここ数年、歳のことを口にするようになっていますが

 

確かに、オート界の若手の選手の台頭の何と著しいことか・・・

例えば、昨年デビューした青山選手は、デビュー2年目にして、あれよあれよという間に

GⅠ獲るわ、SGの優勝戦に乗っちゃうわで

森くんが選手生活10年以上かけて積み上げてきたことを、わずか1年ちょっとの間に超えようとしているわけです・・・

もちろん、それらを比べてどうこう言うつもりはありません。

人にはそれぞれの特徴、スピード、そして取り組み方があるから。

 

だけど、森くんが不調に喘いでいる中で

 

彼よりうんと若い選手が、華々しく注目を集める様子を見ているのは、正直、心穏やかではありませんでした。

森くんがその間、それなりの成績を残しているのなら、そんな気持ちにはならなかったでしょうが

なにせ、2年以上、優勝してない状態ですからね・・・

森くんにも、また優勝のチャンスは巡ってくるんだろうか?

スポ紙に大きく取り上げてもらえるような、そんな活躍を、彼はまたしてくれるのかな?

彼の不屈の精神を信じてはいたけど、本当は不安で不安で仕方なかった・・・

それが私の本音でした。

 

だから、お願い。森くん。

 

普通開催でいいから(って、これまた失礼な言い方ですいません。決して普通開催を侮っているわけではありませんので)

とりあえず、どこかで、久しぶりに1回優勝してくれたら、それをステップに、また浮上することが出来ると思うから

何とか頑張ってちょうだいな!

と、最近は祈るような気持ちになっておりました・・・苦笑

 

したら、何ですか?このお方。

 

 

あれだけ願った久々の優勝が、普通開催ではなく、いきなりまたGⅠって!ええ!!

 

こんな派手な復活って・・・アリですか!?

と、ほとほと、驚いた。

(*普通開催で優勝するのと、記念(GⅠ等)で優勝するのでは、メディアの扱いが全然違うんです)

しかも、まさかキューポラ杯とは・・・

あ、いえね。

キューポラ杯は、いつも真夏の開催で、夏のレースを苦手としている森くんには獲るのが厳しいタイトルじゃないかな?と勝手に思っていたもので(汗)

(*初制覇の開設記念は、1月(真冬)でした)

 

「4年ぶり」っていうのも、ファンには長くて苦しい年月だったけど

 

新聞の見出しになると、なんか、ドラマチックで目を引きますよねぇ・・・苦笑

 

やっぱ、この人ってこうやって「注目される」星を持ってるんだわ。と、つくづく思った。

 

 

森くんが、白黒ハッキリしないと気がすまない性格、っていうのも皆さんよくご存知かと思いますが(笑)

 

ドカン!と派手に優勝→沈黙の月日→またしてもドカン!と優勝!

と、なんとまあ、メリハリのハッキリしたこの戦績・・・

実に、彼らしい、とそれもまた感嘆です(苦笑)

 

そして、昨日の優勝戦・・・

 

森くんの試走が一番時計を出して「イケルかもっ!?」とかなり期待を持たせた直後

それまでの晴天から、ポツポツと降り出す雨!涙 レース時間には結構な大雨になった。

おそらく、選手は皆「晴れ仕様」のタイヤとセッティングだったと思われたので

(試走が終わったら、もう整備は一切いじれません)

げーーーガーン

なんでこんな時に・・・

と、一瞬で青くなった。だって、最近の森くん・・雨、あんまり乗れてないような記憶があったので(苦笑)

元々、森くんは「雨巧者」と呼ばれるくらい、雨の走路が得意な選手でした。

でも、ここ最近は、あんまりそんな感じが見られなかったので

これは、ヤバイかも・・・冷や汗2

と、ハラハラしていたんですが

なんと、森くんは「雨降ってくれ」と念じていたらしい(爆) その方が勝てる、と。

だから雨になって「よしっ!と思った」って言うんですから・・・恐ろしい子、且行(大爆)

 

SMAPは、晴れ男か?雨男か?って、最近メンバーの話題になっていたようですが

 

ひょっとして、デビューイベント以来、雨を呼んでいたのは、森くんだったのか?

とすら思った、まさかの雨の優勝戦でした(笑)

 

そんな風に自信を持ってスタートできた(とは、こちらは夢にも思わず・苦笑)レースは、早めの飛び出しが効いて、あとはもう、ブッチギリの展開。

 

森くんの理想とするレース展開で、彼は二度目のGⅠを手にしました・・・

競り合いとか、逆転とかではなくて

序盤から飛び出して、一気呵成にゴールまで突っ走る。

それもまた、森くんらしいなぁというレースだったと思えます。

 

準決勝より2周回伸びて、8周回、トップを走ったレースは

 

「長かった」そうです。

そして「ここまでの道のりも長くて辛かった」と、彼は言いました。

その言葉を聞いて、あぁ・・・やっぱり森くんは本当に辛くて苦しい道を歩いてきたんだな、と涙が出ました。

結果の出ない日々をどんな思いで過ごしてきたのか・・・

それを想像すると、本当に胸が痛くなります。

 

だけど、「勝つ」ことは、それらの苦労を、すべて喜びに変えてくれますね。

 

優勝セレモニーで満面の笑顔の森くんを見た時、

どこかのお嬢さんが総選挙の1位を獲って言った言葉

「この景色が見たかったんです!もう一度!」を、思わず口にしてしまいました(笑)

GⅠ初制覇の時と同じように、嬉しそうに、ちょっと興奮しながらインタビューに答える森くん・・・

あなたの、その姿が見たかったんだよ。ずっとずっと、見たかったんだよ。

と、PCの画面に向かって呟きました。

「これでまた頑張れる」と言ったあなた。

そうか。やっぱり、今までに気持ちがくじけそうになった時期もあったのかもしれないね・・・

と、そこでもまた涙(何回泣くねん)

 

今後のことを聞かれての

 

「年も年なんで、早くSG獲りたいです」

には、ごめん、笑った・・・

森くん、ホントーに歳のこと、気にしてるのね(苦笑)

中居君あたりが、やたら40の話をしてるのと、なんか、だぶる(笑)

でも、大丈夫だよ!

年も年なんて言わなくてもいい!

あなたなら、きっとそんなことを乗り越えて、必ず最終目標に到達してくれると信じています。

 

セレモニー後の、ロッカーでのインタビューでは

 

「ゴールした時、涙出そうになったけど、泣かなかった。次にとっておく」

って言ったそうですね。

森くんの、その言葉が頼もしい。

「次」・・・それは、もちろんSGだよね。

それを獲った時こそ・・・あなたが心おきなく泣く時ですね。

その時は、ぜひ一緒に泣かせてね。

 

前述の淡路記者は

 

「果たして森に、SG制覇の好機は訪れるのか・・・

SGは今回とはメンバーがまるで違う」

とも書いています。

 

確かに、それは厳しく過酷な道かもしれません。

 

でも、今回のように

「天の時、地の利、人の和」

それら全てが揃った時、運命の女神は森くんに微笑むと信じてやみません。

よしんば、揃わなかったとしても、彼は自らの星で、きっとそれを手元に引き寄せる。

そういう強い力を、森且行という人は持っていると、確信できた今回の優勝でした。

 

何度もここで触れていますが

 

算命学という占いで、森くんは「本来の良さが現れるまでに40年かかる人生」と言われています。

それまでは、ゆっくり地道に人間関係、キャリア、信頼を蓄えていくタイプなのだと。

SMAPでいうと、稲垣吾郎ちゃんが、森くんと同じ星なのだそう。

吾郎ちゃんの、ここ数年の多岐にわたる精力的な芸能活動を見ていると、本当にそうなのだな、と感じます。

森くんも、40歳まであと半年ちょっと。

この優勝をきっかけに、大きく、大輪の花を咲かせる人生であってほしい、と切に願います。

 

そうそう。

 

昨日、優勝を決めた後、実況アナウンサーの堂前さんが、とっても素敵なことを言ってくださっていました。

「森選手といえば、3万人を超える大観衆の中、華々しく芸能界からこのオートレーサーに転身しました。

そして、今でも、かの同僚は芸能界で頑張っている・・・

森且行選手もですね、オートレース、業界は違えど、その超一流の領域で頑張っている。

何か、その証を見たような気がします」 その証・・・それって、6人の「絆」ってことですよね?

私は、そう解釈しました。

これって日頃から、取材や実況を通して森くんをつぶさに見てきた人だからこそ、言えるお話ではないでしょうか・・・

胸にジンとくる、素敵なお話をありがとうございました。堂前さん。

 

「次」のためにとっておく涙。

 

夢が叶って森くんが泣く時、私達ファンも号泣間違いなしですが

きっとね

かつての同僚・5人の仲間も・・・とりわけ、中居君がね、泣くと思いますね。

その時は、焼酎もおしぼりも、「BEST FRIEND」もいらないね(笑)

 

早くその日がきますように。

 

また来週、25日からの川口のレースを応援ですね!

 

 

最後の最後になりましたが

 

 

これも、ちょっと言わせてください。

昨日の優勝戦、幸運にも私は仕事がお休みで、リアルタイムで全てを見ることが出来ました。

実は、昨日は元々休みじゃなかったんです。

たまたま、急ぎの仕事があってその前に休日出勤したもので、その代休として、昨日、休むと決まったのが、前日。

なんかね・・・休みがとれて、森くんが優出した、と知った瞬間

あ、これはもしかして、森くん、優勝してくれるかも?という予感のようなものが胸をよぎりました。

それが、現実になって、こんなに嬉しいことはありません。

ドキドキしながら、森くんのレースを見守り、優勝の喜びを一緒に分かち合うことが出来た1日。

私にとって、またひとつ、心の宝物が増えました心

森くん、本当にありがとう。

 

私も、ファンとして何かを「持って」いますでしょうか?(笑)にこ

 

 

 

長い長い文章になってしまいました(いつもか)

 

 

ここまでお付き合いいただいた皆さん、ありがとうございます。

森くん2度目のGⅠ制覇のお祝いに代えて、このブログを書きました。

 

そして、これからも、どうかオートレーサー森且行さんを、応援よろしくお願いいたしますスマイル