*ここに書かれていることは、すべて私の創作です。私の妄想から出たものです。
現実とは違いますので、ご了解の上、お読みください。
9月2日 木曜日 午後11時頃
大阪 京セラドーム
「SMAP様」 と書かれた楽屋の中で・・・
ステージから戻ってきた、汗だくの5人。
興奮さめやらぬ様子で口ぐちに言葉を発し出す。
慎吾 「はぁ~!大阪初日終わったぁー!」
木村 「やっぱ、大阪のお客の勢いって、ハンパねぇな・・・」
剛 「そうだねぇ。木村君、うっかり名古屋って言っちゃうくらいだもんね」
木村 「(ギロッと睨みながら)うるせぇな・・・人の揚げ足取ってんじゃねぇよ!」
慎吾 「あ、怒られた~(笑)」
剛 「(木村に睨まれオドオドして)うるさいよ!慎吾」
慎吾 「あのさ・・・なんか今日、客席に多くなかった?」
剛 「ん?何が?」
慎吾 「ウチワ・・・」
「ウチワ」の一言で、楽屋の5人の動作が一瞬止まる。
慎吾 「森くんの、ウチワ・・・」
剛 「うん。あったあった」(嬉しそうに大きくうなずく)
木村 「慎吾、お前、MCの最中ずっと森のウチワ見てたろ?」
慎吾 「あ、わかった?だってさ、ちょうどオレがみんなと話そうとする視線の方向にいたんだもん!そりゃ見ちゃうよ(笑)」
木村 「ロコツなんだよ、お前は。挙動不審になってたぞ(笑)」
剛 「メインの近くにもあったけど、脇にもいたよね。森くんのウチワ」
慎吾 「そうそう!あれって、前も見たような気がすんだよね~」
剛 「福岡だよ。名古屋の前の。福岡で、同じのオレ見た覚えがある。マスクしてる森くんだったから、よく覚えてる(笑)」
吾郎 「じゃ、お先に」
帰り支度を終えた吾郎が皆に手を上げ、ドアに向かう。
慎吾 「早っ!ごろちゃん、もう着替えたのっ!?」
剛 「吾郎さん、お疲れ~」
木村 「お疲れ。あとで飯、な」
吾郎 「うん。ホテルで待ってるね」
ドアの外へ出て、廊下を歩きながら
吾郎 「あの森くん、何でマスクしてたんだろ?・・・体、大丈夫なのかな」 とつぶやく。
慎吾 「なんかさ、あれ見てテンション上がっちゃってさ~ 嬉しくない?森くんのウチワ2枚もあって」
木村 「3枚だよ」
慎吾 「えっ?」
木村 「開演前に、スクリーンで客席いじりするじゃん?そん時も、『且行』ってウチワが映ってたぞ」
剛 「へー木村君、ちゃんとそれ見てるって、すごいねぇ~、スタンバイ前の忙しい時間なのに」
木村 「お前の支度が遅すぎんだよっ!それくらいの余裕持って準備しろ!」
慎吾 「あ、また怒られた~(笑)」
ずっと黙って部屋の隅でアイシングをしている中居に、慎吾が話しかける。
慎吾 「ねえ、中居君も見た?」
中居 「あ?」
慎吾 「だから、森くんのウチワ。今日、いっぱいあったでしょ。近くに」
中居 「さあ・・・どうだったかな。オレ目悪いからな」(と言いながら、立ち上がる)
慎吾 「どこ行くの?」
中居 「シャワー。お前らもいつまでもくっちゃべってないで、さっさと帰りの支度しろよ」
部屋から出て行く中居。
慎吾 「も~素直じゃないんだから・・・」
慎吾の言葉に、フッと笑う木村。
木村 「さて、じゃオレもシャワー行くか・・・」
中居の後に続いて、木村も部屋から出て行く。
剛 「あのね、脇にあった森くんのウチワの横にさ、ハングルのウチワがあったんだ」
慎吾 「ん?あぁ・・・そう言えば、あったかも」
剛 「あれさ・・・」
慎吾 「うん?」
剛 「最初も今も6人。って書いてたよ」
慎吾 「・・・・・」
しばらくの沈黙の後、慎吾の表情が少し歪む。
そして、わざと明るく
慎吾 「そっか!いい言葉だねぇ~それ」と、笑顔を見せる。
黙ってうなづく剛。
楽屋に慎吾のマネージャーが入ってくる。
「慎吾さん、今週のスマステ、ライブの後の生放送になりますから、『スマタイムス』のイラスト、出来れば早めに仕上げてほしいそうですよ」
慎吾 「はい、OK。わっかりました~!じゃあ、今やっちゃいます!」(急に元気いっぱいになる慎吾)
剛 「何、慎吾。今から絵書くの?大丈夫?」
慎吾 「うん。もうだいたい、構想は決まってたから、パパッと書いちゃう」
剛 「大変だね。じゃあ、オレ先に帰るよ」
慎吾 「うん!お疲れ!つよぽん」
楽屋に残って1人黙々と絵を書く慎吾。
迷いのないタッチで、10分ほどで絵を完成させる。
慎吾 「出来た~!よしっ。これで終わり・・と」
満足そうな顔をして、イラストを見て、その絵をテーブルに置いてシャワーを浴びに行く慎吾。
入れ替わるように、身支度を整えた中居が楽屋に戻ってくる。
自分のバッグを持ち、部屋を出ようとした時、テーブルにある1枚の絵に目を留める。
「・・・・・」
黙ってその絵を手に取る中居。
しばらくその絵を眺めたあと、ニヤリと笑う中居。
中居 「ったく・・・当たり前のこと書いたって面白味ねぇっつーの・・・」
そっと絵をテーブルに戻し、ドアから出て行く中居。
中居 「あいつ最近、調子悪いからなぁ・・・このへんで電話してカツ入れてやるか」
ひとりごとのようにつぶやく中居。
楽屋のテーブルに置かれた絵には・・・
「We are SMAP!」を象徴する『地球君』が描かれていた。
そして、その胸に並んでいる人影は・・・6人。
その日慎吾が描いたイラストは、翌火曜日に、全国のSMAPファンの元へ届くこととなるのである。
ウチワ物語・完
長い長いレポの最後は、とんでもない妄想による、メンバーの会話まで作ってしまいました(苦笑)
自己満足な視線の、冷静さを欠いた独自レポに
ここまでお付き合いくださった皆さまに、お礼申し上げます
私は、長い間森くんとSMAPを応援してきました。
今はまったく違う世界で生きる6人を応援していく中で、私の心の支えになっているのは
「彼らは今でもどこかで繋がっている」と思える数々の出来事です。
でもそれは、あくまで私の中の想像・・・勝手な思いこみにしか過ぎないのではないか?
と不安になることも、本当はあります。
だけど、こうして時には
こちらの想像を超えるような、彼らからのリアクションをもらえることがあるので
またそれに勇気づけられ、改めて6人を応援する気持ちが強くなる・・・
その繰り返しで、今までやってきました。
本当のところはどうなのか、それは彼ら6人にしかわかりません。
互いをどう思い、どんな風に交流しているのか。
それをうかがい知ることは、私達には叶いません。
だけど
「もしかして・・?」と思わせてくれるような
そんな、想像の翼を広げたくなるような
そういう発言や行動が、彼らにはたくさん、たくさんあるのは事実です。
私が「奇跡」と呼ぶのは、そういう小さな欠片達が繋がった時なのです
メンバーが私達のウチワを見て、本当は何を思ったのかなんて、わかりません。
慎吾がスマタイに書いた絵からも、本当の彼の思いを知ることは出来ないのかもしれません。
だけど、それでも
今回大阪で起こった嬉しい嬉しい一連の出来事は、私の中の宝物です
それは間違いありません。
普通にレポするつもりが、書いていくうちに段々エスカレートしてしまって
このようなオチになってしまいました(爆)本当にごめんなさいです。
これでウチワに関するレポは終了ですが
私は大阪ライブを3日間見たので、他にも印象に残ったことはぜひ、書いておきたいと思っています。
て、もう明日から東京が始まるっつーの
私も週末の2日間は東京に行きますから
何とか大慌てで、それまでに大阪レポ、終わらせたいと思いますーーー!!
よかったら、またそれも読んでネ