最初にお断りを・・・

今回は、メモリーズと題してますが、森くんの昔のお仕事を振り返るのではないんですよ。

(あぁ・・もう長いことほったらかしなメモリーズ冷や汗 すいません!)


私が、初めて森くんに会えた日のことに絡んでの、思い出をちょっと書きたいな~と思って・・・

今回は、そのお話です。


ここ数年、毎年2月1日になると必ず2006年の2月1日のことを思い出しています。


いえ、この日に森くんに会ったわけじゃないんだけど

「森くんに会えますよ」という連絡が来たのが、今日2月1日だったので

私にとっては、大事な思い出の日です。


私の森ファンとしての「第2章」(EXILEかっ!爆)は

まぎれもなく、この日から始まっているので・・・

とっても思い出深い日なんですよね。


私が森くんのファンになった当時は、ちょうど子育て真っ最中で

とてもじゃないけどスマコンに行ける状態じゃなくて、

生SMAPを見るのなんて、夢のまた夢でした。


子ども達も少し大きくなって、そろそろコンサートに行けるかなぁ?と思い始めた頃に

森くんが突然SMAPを辞めてしまったわけで・・・

それ以来、森くんを見る機会を逸して10年以上が過ぎていきました。

もちろん、レース場に行けば森くんの姿を見れるのはわかっていたけど

なにせ、関西からオートレース場は遠い。

思いきってレース場まで出かける勇気も、なかなか出ませんでした。


でも、ふとしたことで、2006年2月11日に、船橋オートで、とあるイベントが開かれることを知りました。

その名も「バレンタイン企画・森選手&永井選手にチョコを手渡し、お返しをもらおう」

ハガキで応募したファンの中から抽選で各20名が、森・永井それぞれの選手と会えます。

というスペシャルなイベントです。


当時の森くんは、まだオートのイメージキャラクターにもなっていなくて

そういうイベント事に出てくることはほとんどない、って聞いていたので

「それ、マジで?」とすごく驚いたもんです。


と、同時に「行けるものなら、絶対行きたい!!」という気持ちがもう、ムクムクと湧き上がってきて

どうしても抑えきれなくなっちゃいました。


イベントがあることを知ったのは、1月中旬・・・
絶対に当たりたかったので、本当は100枚くらいハガキ書こうかと思ったんだけど(笑)
「同一住所で何枚も出したら、もしかしてその時点ではじかれるかも?」と考え直し、
たった1枚のハガキに、私の魂を込めました。←大げさだけど、その時はド真剣です(苦笑)

スマ友さんから「そういうハガキなら、目立つように、色を使いなさい」と アドバイスされて
蛍光カラーペンでハガキを何重にも縁取り。ペン
そして、必要事項の記載の横に、赤字で大きく「森くんに会わせてくださいっ!!」と訴え
他にも何色も使って、めちゃカラフルなハガキになった。

で、懸賞ハガキによく当選する友人がいるので、以前彼女にコツを聞いたことを思い出した。
「投函するポストに念を込めるのよ」と言う彼女。
その時は「んな、あほな~」と笑ってたんだけどね・・・実際、私も出す時にやりました。

投函した後、ポストに手を当て ポスト
「当たって~~~!!」と『気』を注入。 bibibi 1分間はじっとそうやってた(爆)
周りの人が不思議そうに眺めてたのもわかってたけど(はずかしー!)その時はもう、必死だったから、全然気にならず。
最後には、ポストを拝んでたよ私(爆) お願いします。

そうやって出したハガキは1/31が締め切りで

「当選者には直接連絡があります」ということだったので、
きっと2/1には電話がかかってくるんだろうな、と予想してた。
その2月1日は朝から普通に仕事していて午前中に一度だけ「あ、今日だ。電話・・かかってこないかなぁ」と思い、鳴らない携帯を見つめていたけど、
「でも、当たるわけないよねぇ・・無理だろなぁ」とすぐに半分あきらめ気分になって、あとは仕事に没頭してました。

当たってほしいと願いながら、自分が今まで抽選というものに当たったことは皆無だったので

「世の中そんなに甘くないさ」って、どっかで思ってる自分でしたもん。

でも・・・そんな私に、神は微笑んだきらきら!!


午後1時すぎ。
突然、鳴り出す携帯 携帯 画面に表示される、見慣れぬ市外局番。
えっ!うそっ!?と目を見張る私。
・・・実は、もし落選しても森くんを一目でも見れるなら、イベントには行きたいと思って、2、3日前に船橋オートへ問い合わせをしていたんですね。
だから、その番号が船橋からのものだというのは瞬時にわかった。
わずか1秒くらいの間に、ブワーッ!と頭の中を色んなことが駆け巡る。
もう、携帯ひっつかんで、形相変えて部屋の外へダッシュ!!
(狭い場所なんで、聞かれたくない電話は外(=屋外)でしてましたから)

「はいっ!もしもしっ!」大声出しました。焦りまくりです(爆)
「○○様ですか?」優しい女性の声で本人確認。
「はい・・・」
すでにこの時点から、心臓バクバク。
「こちら船橋オートレース場でございます。この度はバレンタインイベントにご応募いただき、ありがとうございました」
「いえ・・・」
あぁ、息が止まりそう。早く、早く続きを言ってーーっ!

「抽選の結果、○○様がご当選と決まりました」

・・・・・頭、真っ白  呆然


「当選ですか・・・」ため息みたいな声しか出ない。
きゃ~!とか、嬉しい~!とかそんな喜び全然わきませんでしたねぇ。
「つきましては・・・」と、淡々と手続きの説明をしてくれるお姉さんの声を聞きながら、携帯を持つ手がブルブルと震え出す私。
うそ?ほんと?うそ?ほんと?って、クエスチョンが頭の中をぐるんぐるん回ってました(笑)
「以上ですが、何かご質問は?」って最後に聞かれて、
「ありがとうございますぅ~」と涙声でお礼を言うのが精一杯 涙
「いいえ。よかったですね」とお姉さんが電話の向こうで、笑ってた。

電話を切ったら、とたんに膝がガクガクしだして、もう、立っていられず。
へっぴり腰で中に戻る私を、みんなが「ん?」という顔で見てたっけ(笑)
自分の椅子に戻って、しばしボー然・・・
今の、夢?

これ、私が森くん会いたさに、白昼夢見てるんじゃないのか?
って、本気で思いました。(苦笑)

でも!

夢でもいい!だったらお願い、覚めないで!と思って(笑)
ガタガタ震える手足で、知ってる限りのスマ友さんに、狂ったようにメールしました(爆)
「当たった~~~っ!!!」って・・・
あの日メールしたスマ友さんよ、取り乱していてごめんなさい(笑)

その日から、10日間。

実際に、森くんとお会いして、チョコを渡してほんの1分ほどお話ができた日が来るまで・・・


私、食べ物がのどを通りませんでした。

これ、誇張でもなんでもなくて、真実です(笑)

本当にもう、四六時中ずーっとドキドキしっぱなしでLOVE

40過ぎた自分にこんな乙女心が残ってたとは、我ながら、ビックリ(笑)

「大好きな森くんに、目の前で会えるなんて!」と想像するだけで、気が遠くなってましたから
あまりのことに、きっとアドレナリンが出っ放しだったんでしょうねぇ・・・
この食いしんぼの私が、全然お腹が空かないなんて、初めての体験でしたから(爆)
結果、10日で5キロ、痩せました。

後にも先にも、そんな経験は人生において、あの時だけです(笑)

でも、イベント終わったら、とたんに心身が緩んで結局すぐ戻っちゃったけどね・・あ~あ 冷や汗

今年で、あれからもう4年が経過しました。

よく「夢は叶う」っていうじゃないですか?

そんなこと、本当はあるわけない、って心のどこかで思ってた自分ですが

あの日、数百人の応募者の中から選ばれて、初めて森くんに会えた日

本当に、夢が叶うことってあるんだ・・・と胸がいっぱいになりました。


強く、長くひとつのことを願い続けると、奇跡が起きることがあるのだと

今の私は信じています。


テレビの中でしか知らなかった森くん。

コンサートでのマメップな姿ですら、見たことなかった森くん。

その彼を、初めて見る日が、目の前1メートルの距離に立っている森くんだったなんて・・・

昔には想像も出来なかったことでした。


そんな夢のようなイベントで、森くんに会えた後

彼はオートのキャラクターを引き受け、折に触れ、ファンイベントに参加されるようになったので

その後も何度か森くんと会える機会がありました。


だけど、あの、初めて彼に会った日・・・いえ、会えるとわかった日が

今の私の原点のような気がしています。
あの日があって、今がある。
そう思うと、何だか、感慨深いんですよね。

2月1日。

これからも毎年、私はこの日になるとこうやってあの時のことを思い出すのだろうと思います。

大切な、私の宝物のひとつとして・・・心



って、こんな超個人的な回想をお読みくださったみなさん、ありがとうです。