劇団スパイスガーデン「アイドル」、ご来場誠にありがとうございました!
先日、無事に千秋楽を迎えられた「アイドル」。
おかげさまで、約1200人の観客の皆様に足をお運び頂きました。
本当にありがとうございました。
第二回公演にもかかわらず、中野ザ・ポケットという、
普通だったら無謀なキャパの劇場で公演を打つと決めて、
準備をしていく中、「目標1000人!」を掲げておりました。
しかし!1200人!
ありがとうございました。本当にありがとうございました。
正直、数字で判断したくない性分で、
劇団員にも「1000人行かなきゃ解散だな」とかいいつつ、
芝居の出来不出来の波に落ち込み、
本当に解散だな・・・とまで思い・・・劇場に向かう電車の中で、
なぜか涙が止まらなくなり、
「なぜ劇団を始めたのか?」まで考えてしまうほど、
悩み、苦しんだ第二回公演でした。
今回の芝居の中身と同じですが、劇団を作るという衝動に理由付けをしたくなく、
でも理由を求めてしまうことに憤り、
自分が9歳の頃、児童劇団に受かったのに、
田舎から貧乏が理由で通えなかったことまで思い出し、
16歳の時、地元で撮影する映画のオーディションを受けたけれど、
うまくいかず、だから今、若者に夢を託しているんだ。
などという理由付けは、ぶっちゃけいらなくて、
「劇団作りたかったから、作る!」という衝動に素直に従ったまでで・・・。
いやはや「落ち込む」という言葉から、自分は遠い人間だと思っていたけれど、
今回は何故か落ち込んだ。
しかし、最終日の最終公演はスパガーらしい芝居を見せてくれたから、
ちょっと上向きになれた。
打ち上げで、まさかの号泣でのメンバーとの乾杯は
きっと一生忘れないと思いました。
でも、翌日、二日酔いで参りました。
そんなこんなで、スパイスガーデン第三回公演は、
メンバーの進言なくては進まないということにしてあります。
彼らがどんな思いをぶつけてくるか?
それが、ここのところの僕の心の曇り空を晴らしてくれるのか?
楽しみです。
とにもかくにも、
ご来場、誠にありがとうございました!