三連休。映画ざんまい。「Ｌｉｆｅ」「クローズド・ノート」そして・・・。

忙しい夏を越えて、充電期間といえども、仕上げだなんだとまだまだ続く映画作りの中、

珍しく世の中の三連休に合わせて休みが取れた。

どこかに出かける予定でいたが、どこも混んでいて、

心が休まりそうにないので、ゆる～く自宅近辺での休みになった。

夏にお世話になったワーナーマイカルさんの劇場が近くにあり、

そこで二本の映画を観て、合間に二本のＤＶＤを観た。

まず・・・

「Ｌｉｆｅ　天国で君に逢えたら」

ハワイ好きという観点から、ハワイの景色を見たいが為にという不謹慎さで観に行きました。

が、のっけからウルウルさせられ、ちょっとやられました。

飯島夏樹さんご本人の写真が出てきたときには、ボロボロと涙がこぼれました。

監督の新城さんとは、助監督時代に連ドラをご一緒していて、

いつも怒られていました。

先日、かなりぶりにテレ朝のロビーでお目にかかりました。

「ただ、君を愛してる」もスマッシュヒット！

今回もヒットで、新城監督、益々のご活躍を期待しています。

ＤＶＤで「かもめ食堂」を・・・

これは、とても興味があった作品なのですが、

なかなか観るチャンスがなかったのです。

その興味とは・・・やはり、なぜヒットしたか？でした。

でも、観て、解った気がします。

あれは、何度か観たくなる作品です。

映画としての「良さ」がひしひしと伝わってくる作品でした。

ＤＶＤで「マリー・アントワネット」を・・・。

以前、飛行機の中で「エリザベスタウン」という作品を見たときから、

キルスティン・ダンストという女優さんに興味が湧きました。

もちろん「スパイダーマン」の彼女なんですが、

僕的には「エリザベスタウン」の方が印象的でした。

そして、ソフィア・コッポラ監督。

観ました。

どう？なんでしょう？あれは・・・。

どう・・・なんでしょう・・・・。

そして、「めがね」を観ようと勇んで出かけたのですが、

思わぬ渋滞にはまり、

結局、今話題のエリカ様の「クローズド・ノート」に変更。

地元のワーナーマイカルさんの劇場では２番目に大きなスクリーンでやってました。

が、席数の１０分の１くらいの入り。

舞台挨拶の暴言が影響したのでしょうか・・・？

でも、映画の中の沢尻さんはとても良かったです。

映画も、とてもしっかり作られていて、

撮影の中山さんとはいつもご一緒させていただいているのですが、

映像がとても綺麗で、観ていて「映画を見せていただいてるな・・・」と何度も思いました。

ただ、脚本的に最後の辺りが駆け足だった気がしました。

というよりも、編集で切ったのでしょうか？

登場していた人物の帰着点が削られており、「？」と思うところが、

いくつかありました。

でも、行定監督、やはり原作のあるものが良いのではないでしょうか？

ある意味、デートムービーとしての仕上がり感はきっちりとした職業監督としての、

腕前を見た気がします。

ああいうクオリティのデートムービーなら観たいですよね。

昔の東宝映画のアイドル主人公の作品や大林さん等が撮っていた角川映画のにおいを感じました。

と、そんなこんなで、話題作から、観たかった作品まで、

色々と観まくった三連休でした。

平行して、珍しく小説も読んでいて、

今から最終章を読破するつもりです。

充電も時に大切ですね。

さあ、これから、今月の東京国際映画祭。（「Little　ＤＪ」が特別招待作品に選ばれました！）

１１月までの「ぼくちゅう」の仕上げ期間、

そして、１２月の「Little　ＤＪ」の公開まで、頑張りつつも、

新しい作品・企画へ走り出すぞ！！！！！！！！！！！！