ゴールデンウィークに観た映画。大泉洋さん、あなたは偉い! | 森谷雄オフィシャルブログ「社長を。プロデュース」Powered by Ameba

ゴールデンウィークに観た映画。大泉洋さん、あなたは偉い!

こどもの日だったからか?


14時25分の回は親子連れも含めて満席。


そう、観ましたよ『ゲゲゲの鬼太郎』実写版。


『スパイダーマン3』と迷って、こっちを選んだ。


理由はただ一つ、大泉さん、あなたを観たかったからです。


映画が始まって、ねずみ男が出てきた瞬間に、劇場内には笑いが・・・。


うん、確かに。笑いました僕も。


何故か?違和感がなかったのです。ねずみ男と大泉さんに。


つまり、はまっていたと言うことです。


物語に関しては色々ありますが、

前半はほとんど、ねずみ男の軸で展開していました。

「おお~っ、ねずみ男の話になってる」と思いながら、中盤まで

楽しく拝見しておりました。


でも・・・・

ここからは映画自体の感想。

黄泉の国に行くという話が始まった辺りから、

どうも物語というか脚本というか、おかしくなっていったというか・・・

長くて切ったんでしょうか?

どうでも良いような展開になってしまって・・・

なぜなら石の事なんて、誰が持っているか鬼太郎が分かった瞬間から、

追いかけなくてもいい話になっていないか?

ねずみ男も出てこないし、あーあ・・・と、

僕の歳ではそう思ってしまう展開でしたが、

周りの子供たちは大喜びで観てましたよ。

「アトラクションムービーとしては大成立な作品なんだな、こういうのが」と思って

最後まで拝見いたしました。

ただ、もう少し、間違いなく子供たちが観るであろう映画として、

伝えるべき事って入れられたんじゃないかなって思う。

エンドクレジットが出てきたとき、「えっ?」って空気になっていたのは、

否めなかった。

オバケダンスの所です。

子供たちも、「えっ?」が隠せてなかったもの。

これ以上書いたら、諸先輩方に何を言われるか分かりません。

この辺りでやめにします。ショック!


でも、スタッフロールになったら、

その後のねずみ男が描かれていて、

また場内が沸いた。


大泉さん、あなたは確実に観客の心を捉えていました。

脱帽でございます。


つまりは、観て良かったということです。


しかし、子供が観ることが想定されている映画を作るのは、

やはり大変なんだろうなと思います。

どこまでのストーリー性やメッセージ性を入れ込んで良いのか?

とか、悩むんでしょうか?

でも、一つだけやってはいけないことは、

「こんなもんでいいだろう」という感じで作っては絶対にいけないということだ。

色々な点で素直に観ている子供たちこそ、

目が肥えているし、本物を見分ける力があると思って作らなきゃいけない。

だから、伝えたいことや観て貰いたいものをしっかりと焼き付けることを

怠ってはいけないと思う。


しかし、帰りに女の子がつぶやいていた、

「一反木綿に乗ってたとき、あんなにくっつきやがって。ざけんな!」

って、ウエンツくんと真央ちゃんの事?

熱狂的なウエンツくんファンですな、きっと。


そんなこんなで、ゴールデンウィークに観た映画は僕に色々な事を思わせてくれました。


映画って深いですよ。ホントにガーン