10月12日、伯父夫妻に案内していただいて、佐賀県を回る。

秀吉が朝鮮出身の際に築いた「名護屋城」跡。
名だたる武将たちが大集合して、城下町は大いに賑わったという。
歴女なら鼻血を流しながら歩くところだろう。

レンタルのタブレットで「その場の風景」と「当時の城の様子」を見比べることができる。
ポケモンGOをやらない僕はVRほぼ初体験だった。

資料館では日本の朝鮮半島侵略の歴史を「認め」つつ、「反省」あるいはそれに類する文言が一言もないのが印象的だった。

お昼、加部島の「歳香亭」。
イカの身が透けている……！

やばうま。
もうふつうのイカが食べられないかもしれない。

歴史館として復元された「佐賀城」。
江戸時代末期は「技術藩」として輝いたという。
外国人専門家の指導なしで反射炉を完成させた根性に拍手を送りたい。

佐賀藩にしか作れなかったアームストロング砲は彰義隊を大いに苦しめたとのこと。
輝いた舞台の一つが内戦、というのがちょっと皮肉ではある。
「佐賀の乱」で死んだ江藤新平の本を買った。

軍事施設としての（名護屋城は秀吉の「趣味」に近いと思うけれど）城と、政務所としての城を同日中に見比べることができた。
同じ「城」でも全然違う。
共通点として、どちらも入場無料というところに恐れ入った。
佐賀県はそういう方針であるらしい。

夜、佐賀で一番美味い（伯父さん談）「うな勇」へ。
うなぎのせいろむし！！（特上！！！！）

寿命が延びた。
1～2年は確実に延びた。

つづく。

大分旅行記 その7

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