こんにちは!もりやま犬と猫の病院TOMARIGI
メディカルトリマーの長谷川です
いつもご利用頂きありがとうございます
トリミングサロンでは毎日たくさんのワンちゃんが来てくれています。そんな中で毛玉が出来てしまった!そんな相談をされる事が少なくありません
なので今回は【ワンちゃんの毛玉】についてお話ししていこうと思います
・毛玉が出来る原因と注意点
毛玉の主な原因
毛玉の主な原因は汚れや毛と毛が擦れ合う事、シャンプー後の乾かし不足やブラッシング不足などが考えられます
毛玉が出来やすい場所
耳の裏や胸の下、お腹、脇の下、内股などは毛玉が出来やすい場所です。
いずれも毛と毛が擦れやすい場所で、毎日のブラッシングが難しい場所なので、毛玉が出来やすいと考えられます
お家でのシャンプー
シャンプー後の濡れた被毛を十分に乾かさないと毛玉が出来てしまう事があります、すでに毛玉がある状態で水に毛玉を濡らすと、毛玉がさらに硬く固まり悪化する恐れが有るので注意が必要です
・毛玉による悪影響
毛玉は痛みを伴います
毛玉が出来ると毛に皮膚が引っ張られ、犬は痛みを感じていると言われています。
また、毛玉をブラシなどで無理に取ろうとすると、痛みでブラシを嫌がったり、痛みで人や物を噛んでしまう子になってしまう恐れもあります
不衛生になり、皮膚疾患に繋がる
毛玉が出来てしまうと、通気性が悪くなり蒸れて不衛生な状態になります。その為、毛玉の周囲で皮膚疾患を起こしてしまう事があります。
毛玉を作らない為には
毛玉が出来ない為の対策で1番大切なのは犬とのスキンシップです!
1日の中で犬と遊びながら身体を触ったり、お手入れの時間を作る事で、愛犬の健康状態を常に把握しましょう
毎日のブラッシングは犬と飼い主との大切なスキンシップであり、絆を深める事に繋がります。
正しいブラッシングを身につけて正しくブラッシングをする事で毛玉を対策する事が出来ます。
毛玉が出来てしまった場合
毎日ブラッシングしていても、どうしても毛玉が出来てしまう子もいるかと思います。
軽度の毛玉の場合は優しく根元からブラッシングをして少しずつ丁寧に解いてあげましょう。
また、重度の毛玉が出来てしまった場合は無理にブラシやコームなどで解かそうとせず、トリミングサロンにご相談下さい