森林ジャーナリスト田中淳夫氏へ[木質ペレット]最後の質問 | 森田稲子のブログ

森林ジャーナリスト田中淳夫氏へ[木質ペレット]最後の質問

いつもの私のブログより長い、田中さんのブログ、「ペレットに希望を託す理由」を読みました。こうなったら、反論というより、一般論のような感じで、プロの田中さんに諭されているような気がしてきました。

田中氏ブログ→ペレットに希望を託す理由

大変光栄なことですが、もう1回だけ、ささやかな質問をおゆるしください。

なぜ、田中さんは、木質ペレットからの撤退を執拗に主張なさるのですか。この辺の論理が独特で、良く分かりません。

私が木質ペレットにこだわるようになったのは、机上の勉強をしてみて、薪、チップに比べて、付加価値の高いペレットは、灯油との競争力において、一番可能性が高いように感じたからです。

それに名前がかわいいから。「ぺレットにフォーレスト」、ほら、その語感が素敵ではないですか。馬鹿な事をいうな、などと野墓なことは言わないでください。ネーミングというのは、実に重要な事なのです。

「なぜ、一般市民までが木製ペレットにいれ込むのだろうか」
と、田中さんは書かれていますが、私は、このネーミングが相当影響していると思います。イメージしやすく、覚えやすいのです。

燃焼の際の二酸化炭素排出量が少ないこと、取り扱いが便利なこと、灯油との価格競争力に希望が持てること。それに、[木質ペレット]というネーミングが、市民の心を捉えたのだと思います。


このことは、自然さを示しています。無理に撤退を迫る必要はありません。
本当に意味の無い事なら、いずれ、姿を消すでしょう。

思い出してください。つい、10年前は、木質ペレットなんてほとんど誰も言っていなかったではないですか。月日を経て、燃え上がりそうになっているこの火を、たとえ未熟さが残っていたとしても、わざわざ消すことはないと思います。

*  *  *   

[バイオマスの森]と林地残材について私なりのイメージを持っているのですが、少し勉強してから書く事にします。

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