このルビーは、現在、国立科学博物館で

開催中の特別展

「宝石 地球がうみだすキセキ」で展示

させて貰っている6ctのピジョンブラッド

ルビー。私が23年間、天然無処理で美しい

ルビーと出会った中で、一番美しいもの。

素直に「美しい」…と感じた。

しかし最近では「美しい」という感覚を

伝えるのは、とても難しいことだと

実感するばかり。

言葉で、その美しさは表現する国語力も

たりない。また、写真で、その美しさを

表現しようと撮影しても、その美しさは

「写って」いない。

また、美しさと相性の関係も難しい部分。

美しいから相性がいいのか? といえば、

そうではないし、相性がいいから美しく

見えるのか? といえば、そうでもない。

相性は個人的「好き嫌い」であるのに

対して、「美しさ」はそうではない。

美しさとは、もっと客観的なものか?

…といえば、クオリティスケールはそう

だが、言葉の意味は違う。

難しい話だ。

言語学も権威でいらっしゃる城生佰太郎

先生に直接、お伺いするチャンスが

あり、解説いただいた事を思い出す。

「美しい」という言葉は、太古に日本の

天才達が、遣隋使、遣唐使として大陸、

中国から学んだ「美=ミ」を訓読みにする

時に、古来より日本にあった

「うるわしい」という言葉と合わせたそう。

憧れに近い「そうであって欲しい姿」…

ひょっとすると「美しい」という感じる

感覚は、人の手の届かないところにある

大切な存在に対する憧れなのか?

「美」と「美しい」は、似て非なるもの

なのかも知れない。

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ルビーブランド  Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条

公式サイト: https://www.morisruby.com/

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