真っ暗闇の夜から、夜明けに、最初に目に届くのが
ルビーの色… 可視光線で一番長波光の赤色。
夜行性の大型肉食動物に囲まれて一夜を過ごした
太古の祖先は、ルビーの色を見て、どれだけ
安心しただろうか?
写真のパタゴニアの先史時代の岩盤画もそうだが、
世界中の古代の壁画のが赤色で描かれている。
日本でも赤の語源は、「あけ(明け)」や「明かし」であり、
やはり太陽と関係があり、神様(天照大神)は、
太陽を象徴し、神社仏閣はルビーの色。
ルビーが伝統的に宝石の中で最も大切にされてきた理由、
それは、生命のもとである太陽を象徴し、人の安心感を
与える色であるから…ではないだろうか?
ちなみに、ルビーは、旧ラテン語のルビウス、
赤という意味。