髪の毛をリングに入れる感覚は、

今の時代は、少し気味が悪くて

流行らないと思うが、ジュエリー

の本質を物語る形かも知れない。

ジュエリーには、他人に何かを

表現するためのモノと、忘れたく

ない想いや、自分への誓いなど、

自分自身の眼で見ることができる

パーソナルな気持ちをこめた

ジュエリーがある。

後者を象徴する指輪だと思えた。

エドワード王子の髪の毛を見て 

身近に感じたかったのだろう

ことが、感じられた。


宝石も何千年も変わらず、

髪も長く残る…

世代を超えて次に受け継ぐという

事、モノを意識している部分で

同じコンセプト(思い出のカプセル)

なのかも知れない。

写真は、橋本コレクションを手に

取って拝見した時のモノ。

現在は、西洋美術館に所蔵。