13世紀後半にアジアを探検した

マルコポーロの冒険の模様を描いた

絵画。

ロイヤルファミリーらしき女性が鉱山で

ルビーを探す図。

竜のような怪獣が、ルビーを採掘する

欧州人を威嚇している様子が描かれている。


しかし、なすすべなく遠吠えして

いるようにも見えて、可哀想に感じるが、

歴史的には、その後16世紀にマゼラン

艦隊が世界一周を成し遂げた時、

ミャンマー(その当時は、タウングー

ビルマ王朝)にも行っていて、金、貨幣

より価値の高いものとして流通している

と書き残されており、その当時から

宝探しに来ていた。

このように、旧約聖書にも登場する

ルビーは、残念ながら、ヨーロッパでは

産出しないので、宝探しに来ていたが、

ミャンマーでは、この時は、既にルビーは、

高貴な宝石として認識されており、

ひょっとしたら、この絵画に描かれている

竜は、その時のミャンマーの人々が、

怒っていたのではないか…

そう感じて、少し寂しい気がする。