フィレンツェに行って感じたこと。
「宝物と一緒にルネッサンスは、移ろいで行った…」
その希少性と有用性を大切にしてきたのは、間違いの
ないこと。
そうでなくては、メディチ家の命令でまとめられた
ベンヌート.チェリーニの書である「物価」に、
ルビーの値段が飛び抜けて高いことが記される訳がない。
レオナルド・ダ・ヴィンチの年収が金貨60枚、
フィレンツェの市民の年収が金貨2枚…
その時代に1ctのルビーは、金貨800枚。
1ctのダイヤモンドは、金貨100枚。
現物…いわゆる物質、 現実主義。
担保価値を究極的に見極め、査定する眼を磨いて、
信用経済を構築して行くのが、欧州の文化だとすれば、
優秀な人間が作った人中心の価値観…。
それに対して、八百万の神(800万もの神々)に自らを任せ、
災害など自然の驚異と何とか付き合いながら、
お宝を、どちらかというと、人が所有できるモノ(担保)
ではなく、神さまの象徴として(誰かが所有するのでは
なく)崇める文化、精神性を重んじる日本古来の文化が
融合すれば、イイとおもう。
…両方、大事なコトだから。
インターネットも発達した今がいいチャンスだと感じる。
人に例えるなら、健全な身体に健全な精神が宿る…
ような感じだろうか…
物質(身体)だけでも、精神性だけでも不十分。
そういう時代になったと感じる。
京都なら新しいルネッサンスを発信できるかも…
***********************************************************
ルビーブランド Mori's ruby(モリスルビー)銀座/京都三条
公式サイト: https://www.morisruby.com/
************************************************************
#ruby#gems #gemstone #sothebys #japan #私のルビー #ring #culture#europe#treasure #mensjewelry #mens#diamond