よく宝石の硬度(硬さ)を表わすのにドイツのモース博士

が今から180年ぐらい前に、ダイヤモンドを10に表して

お互いをこすり合わせてヒッカキ傷がつくかつかないか。。。

を数値化したモノ。

だから、ヒッカキ度。

まず一番硬度が高いのが、ダイヤモンドの10。

ルビーは9、スピネルは8、エメラルド、ガーネット、

アクアマリンは7.5、トルマリンは7.。。。

宝石箱の中に複数のジュエリーを入れて、「ガシャガシャ」

と振れば、高度の低い順番に傷がついていく。

ガラスだとモノによって、5から6の間。

埃の中に入っている石英だと7ぐらいなので、宝石は、

7以上のモース硬度を持っていることも大切な要素かも。

ルビーは、9ですが、ダイヤモンド10より衝撃に強く、

日常使う上では、最も丈夫、タフな宝石。

ただ、ダイヤモンドと擦るとファセット面の角が削れる

ことがある。

下の写真のように、少し角が削れることも。

ただ、たいていの場合、研磨し直すと1ctのサイズの場合

0.1ct以下の減りで、元通りに戻るので、気になる時は、

10年ぐらい使ったら再研磨をするのも良い。

パカッと割れることが、ほとんどない宝石。