宮廷画家ベラスケスによって描かれた

ハプスブルグ家の華であった8歳の頃の

マルゲリータ。

胸の小さなルビーのペンダントトップが可愛い衣装の

アクセントになっている。

ハプスブルグ家を始め欧州のロイヤルファミリーは

王冠の中心にルビーを着けるなど、とても大切にしていた。

さて、その後のマルゲリータは...13歳の時に、若くして

国王になった11歳年上のレオポルト1世と結婚し幸せで

あった様だが、その頃のスペインのハプスブルグ家は、

血族同士の結婚が多く、マルゲリータとレオポルトも姪

と叔父さんの関係。

とても仲の良かった二人で、子供にも4人恵まれましたが、

みな小さくしてこの世を去った。

マルゲリータ自身も22歳でこの世を去った。

近親者との結婚の弊害か?

それが分かっていれば...

慰めは、夫のレオポルト1世ととても仲が良かったことか?