写真は、9年前にモリスがお届けした

ルビーの内包物。



何年たっても全く変わらないので、

特徴のあるインクルージョンに再開

すると、まるで、昔の同級生に

会った時のような気持ちになる。

何年か経って、全く変わらない宝石ルビーは、

私たち人間は、変わって行く…

…ということを気付かせてくれます。

この特徴的なインクルージョンを見た時、

「こういうの結晶なのだけど、

 結晶の形がよく分からないのは、

 たいがいアパタイトなんだよ」

と教えてくれた優しいミンカイ教授を

思い出す。先生は、今は天国。

ルビーは思い出カプセル…

その時に感じた言葉や表情などの思い出を

色褪せることなく保存するカプセルなの

かも知れない。

「変わらないで受け継いで行くもの」

人は、そういうものを大切にすることで、

気持ちが豊かになっていく。