アーチャーズリングと言われる弓を射る

時に射手が指に着ける指輪。

ムガール帝国の時代のもので、マハラジャ

が権力の証として儀礼用に身につけていた

と考えられる。


親指に装着して使われるものだが、

実際にはめてみると、鉄砲でいう引き金に

あたる大切な指輪。

そこに、このように装飾するのは、少し

日本の刀の鍔(つば)のようなものなのか?

武器に装飾を施すことで、動物的な強さだけ

ではない、という気持ちが表れているのか?

写真、引用文章は、指輪88(淡交社)より