イタリア、フェレンツェは、京都の姉妹都市。

このフェレンツェ共和国だったころの実質的な

統治者が、ロレンツォ.メディチです。

ルネッサンスの芸術をリードしたミケランジェロ

やダヴィンチなどをスポンサーとして育てた豪商、

彼が目指したのは、人の感性が創り出す芸術が、

天然資源である宝石を超えることだったそう。

450年経った今、サザビーズやクリスティーズで

落札される、その時代の絵画は想像を絶する落札価格

宝石の落札価格を凌いでいる。

… ロレンツォ.メディチの夢は現実になった。

ただ、人の感性が世代を超えて知識として記憶される

と、次なる問題が始まった。

私達が、人類ではじめて地球の資源は有限だった…と

分かった世代。

人類による環境破壊…。

人の感性も母なる地球が育んできたものだが、それが

情報化され、理論整然とし過ぎて、ついに人の感性に

影響を及ぼし始めた。

ロボットが人の知能を超える…と心配されたり。

第1回目のルネッサンスはフェレンツェから始まり

次の第2のルネッサンスは、姉妹都市である京都

から始まるのでは。

ロレンツォ. メディチが、大切にしたといわれる

宝石ルビー。

モリスは宝石文化を京都から発信したい。

さて…

リカルディの家族礼拝堂壁画に複数登場する彼。

どこにいるでしょうか?

(答え: ルビーを着けているのが、ロレンツォ)


画像は、ウィキペディアより引用