一般に販売されているダイヤモンドのほぼ

全てが天然無処理で、ルビーの場合は、

ほぼ全て処理されている、その理由は…


…その昔、ルビーは最も高い価値

を誇る財宝でした。

欧州ルネッサンス期、ロイヤルファミリー

より金を預かり管理したゴールドスミス。

その時代、金は、限られた人々が、

領土や武器などを外国と取引する時に

使ったもので、一般人が持てる

価値ではありませんでした…

しかしその後、

時代が進んで、裕福な商人が街で欲しい

モノを見つけ 、買い物をする様になった

とき、今でいう「お金」貨幣が登場し

ました。


いちいち金の地金を移動する不便さや、

移動中のリスクもあり、預かった

金の地金を担保にして、手形の様なモノ

を貨幣として発行するようになったのが、

今の貨幣経済の始まりだと言われて

います。


チェック(小切手)は、紙ですから、

それそのものには、高い価値は

ありませんが、背後にある現物価値

を(金の地金を担保にした)信用取引で

した。

ただ、貨幣経済が行われるようになって

も、その金の地金が信用の担保になっても

富の象徴として輝き続けたのは、ルビー

を頂点とした希少な宝石でした。

赤いガラスから始まって、人工合成

ルビー、ルビーによく似たものをルビーと

して販売してきました。

時代は進んで、貨幣経済が発達した今の

時代、ルビーは珍しい宝石ではない。

そう宝石の定義は、古くならないこと。

だからよく似たものを作れば年月とともに

増えていくのです。

いまでは、「お宝」であったルビー、

どれが本来のお宝か? 分からなくなった!

ご心配なく。見分ける方法はあり 、

今後、広まって行くでしょう。

インターネットの時代ですから。
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