太古より人は、美しくて希少なものを

お宝として大切にしてきました。

何のために持ったのかは、想像するしか

ありませんが、自分以外の人も欲しがる

だけの客観的価値を見出だしていたはず。

他人が同じものを作ることができる...

みんな持っている...

そういうモノではなかったと思います。

私たちプロの宝石商は、その原点を

忘れてはいけない。

経年変化が無く1000年経っても何も変わら

ない宝石ルビーには、世代を越えて品質を

保証する覚悟がいると感じます。

何千年も前から人々にお宝として

大切にされて来た文化ですが、産業革命、

情報化社会と時代を経て、分かりにくく

なったルビーの価値ですが、お宝ルビー

が、文化になるまで情報発信を続けて

行かなければ。




写真は、故エリザベス テイラーが大切に

したルビーリング。

「ずっと美しい宝石は、私たちの憧れ

いつか私がいなくなっても変わらず輝く

...私はそれを次の世代に受け継ぐまで

大切に、一緒に時間を過ごすのよ、

それ以上、幸せなことがありますか!」

彼女が残したことば。