赤色のお話。

ルビー色=赤色は、人類が最初に

使った色だといわれています。

人類最古の壁画といわれるショーヴェ

洞窟の壁画では、3万2千年前の旧石器

時代、炭以外の色はなかったのですが、

レッドオーカーという赤土を焼いて

赤い顔料を作っていたそうです。

これが、人類最古の顔料になります。

どうしても赤色が欲しかったようで

すが、そもそも、3万年も前に、

最初に赤色を作った人は、どういう

気持ちで、どういう絵を描きたかった

のでしょうか?



赤色とルビー色の関係?

ルビーとは、旧ラテン語(ルビウス)

で赤という意味です。

人類最古の色はルビーということに

なります。


アメリカの学者Ted Thelemis博士の

著書では、ミャンマーでは石器時代から

ルビーを集めていた形跡があると記されて

いるなど、太古から人は、ルビー色に

興味があったのは間違いないようです。

理性が発達する前から好きだということは、

ルビー色は人の感性に響く色だったとも

いえます。


写真は、ベシュメルル壁画ですが、

表現したかったのは、何だったの

でしょうか?

(写真ウィキペディアより)