

今から2~3年前くらいにアエラの5月号に
記載されたイギリスのジュエラー
「グラフGRAFF」の広告記事です。
「資産形成について考える」という
記事です。スイスのプライベートバンク
で富裕層の資産を運用してきた
前田和彦氏の説のようです。
「資産を守りたいなら、物的資産を
保有すべき」
と、そしてその物的資産とは、
絶対的価値を持つモノだそうです。
前田氏によると絶対的価値とは、
それはダイヤモンドと同義語と
いっても過言ではない…と。
(天然無処理で美しいルビーの事は、
ご存じないようです)
この記事を拝見して思うのは、
私たち新世代の宝石商は…記事にもある
ように、一粒で大きな高品質ダイヤモンドや、
無処理で美しいミャンマー産のルビーは、
資産価値があって当たり前だと思うのです
が…。
広告しなければならないほど、資産性に
乏しい宝石を販売してきたということで
しょうか?
宝石は経年変化のない希少な「お宝」です。
人が作ることができない地球の資源。
インフレ率がある限り何十年かしたら
値段が上がっていて普通のはず。
ジュエリーは古くなりますが、宝石は古く
なりません。土地と同じです。
資産性が有るとか無いとか…何という次元で
話をしているのか?と悲しくなります。
写真は、モゴック鉱山で原石を
チェックしているところ。
