お釈迦様が、苦行を続けている姿です。

ミャンマーのお寺では、仏搭の中に

入ると、お釈迦様の生きた姿が、

絵巻のように描かれています。

迷い、悩み、苦しみ、悟りを開いて、

それを続く人たちに伝えて行った様が

良くわかります。

お釈迦様が、悟りを開いた先人であり、

人だということに気付きます。

人が人を殺す姿の惨さに堪えられずに

王子の座を捨てた若き日のお釈迦様。

この骸骨のようなお姿は、生き物を

殺して食べるのは良くない...と思って

いたお釈迦様が、ある時にお花に

となって花粉を運ぶ蜜蜂をみて!

動けないお花が、花を咲かせて

蜂を呼んでいる...草木も生きているんだ...

と気付いて、野菜も穀物も食べることが

(殺すことが)

できなくなった時の姿だそうです。

そのあと、ついに倒れて...

そこに、たまたま、通りがかった

スジャータという娘さん

にミルクを飲ませて貰い助けられた

ことに、感動し悟りを開かれた...

というお話をミャンマーで聞かせて

頂きました。

この仏像の横にあった、両手の人差し指

と人差し指を合わせて立つ姿の意味は、

無知(全く知らない)もダメだけど、

すべてを完璧にすると、あるところから

やり過ぎになって、それもダメ。

と伝える姿だそうです。

ミャンマーへ行かれたら、是非、ご覧に

なって下さい。