
ルビーは、一般的には、アメリカの
宝石業界と同じように7月の誕生石
ですが、それだけではありません。
フランスでは正式に、3月の誕生石
はルビーです。
そもそも、貨幣経済が始まって、
一般市民がお金で宝石を買える
ようになるまでは、ルビーは
宝石の頂点でした。
でも、希少性が高くて値段だけ
高騰してきました。
その結果、宝石で最も多くの種類
の人工合成石ルビーがつくられ、
処理技術も極端に発達しました。
いまは、何千個に1個、天然無処理
で美しいミャンマー産のルビーが
あるかどうか?
天然無処理で美しいルビーなど
どこにあるか…分からないから、
ほとんど処理をしないダイヤモンド
の方が商業的に安全だったのです。
だから、モリスは、天然無処理で
美しいルビーを手に入れるために、
自分たちで鉱区に行く必要がありました。
本当は、鉱区へ行かないと見れない
モノが、銀座で見れるといいな…と
感じたのがスタートです。
