「ヘンナ」とは、インド原産の木で、
5メートルの高さまで成長する「赤色」
を抽出する原木です。
アンヌ.ヴァリション著
「色、世界の染料、顔料、画材」の
文献の中に、結婚にまつわる文章が
ありました。
(引用↓)へンナは、アラブイスラム世界の儀式で
重要な役割を持ち、その赤色は子供を象徴的に守り、
また、結婚のときに花嫁の足の裏や手のひらを
ヘンナで赤く染めると神のご加護が得られると信じ
られていました。
(引用ここまで)
世界中で、結婚式には「ルビー色」が用いられますが、
これも、その一つのようです。
ちなみに、ルビーの語源は、旧ラテン語で
ルビウス=赤色という意味でした。
