ルビーを見ていると、頭が下がって

きます。

モリスは、ルビーに助けられ、

皆さんに助けらてて育ってきました。


モリスを創業してしばらくは、

ミャンマー産の無処理で美しい

ルビーと言っても、興味を示して

くれるのは、ごく一部の業界の

宝石商だけ。

仕事を続けるのが大変で、

1年で資金も底をつき、銀行へ

資金調達に行きました。

「ミャンマーの鉱山で採掘された

正真正銘の無処理で美しいルビーを

銀座でお客様まで直接お届けします」

と話すと…

担当者の顔が、コロっと変わったのを

思い出します。

「宝石ルビー」と口にした途端、

空気が変わりました。

「一番信用が無い職種です…

残念ですけど」

と言われガッカリしました。


…12年経って、

今では金融機関さんにも

ご支援頂けるように

なりましたが…


一人で心細く営業していた時に、

「森くん、難しいけど頑張って

みろよ、お前は運がいいやつだから

大丈夫…」といって、信じて

いただいた京都の宝石商の

大先輩の言葉は、忘れられません。


その時から私の約束を信じてくれる

ミャンマー、日本のスタッフの

みんな。

お世話になった皆様に感謝する

ばかり…

でも、すべてのご縁や信用の元は、

「ミャンマーのルビー」でした。


すべて皆さんのお陰なんだ!

と感じさせてくれるのがルビーです。

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