$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

写真は、丸々と太ったブタ。

モリスのルビー鉱区でいた豚くんです。

私が最後に見た時は、写真の1/10ぐらいの

柴犬ぐらいの大きさでした。

鉱区担当のイエッチョー君に、

「あの豚クンは元気?」

と聞いたら、あっさりと、

「あ~あの黒い豚ですね…もう食べました」

「…」「あッ…そう、食べたのね…」

だから、もうこの世にいません。

この後、鉱区のみんなや村の人たちで

頂いたようです。

豚は頭がいい動物だと聞いたので、

現地で遊んだことを思い出すと少し悲しく

感じました。

でも、食べられるのも命、

食べられる方も命なのだ…と

思い出させてくれる契機になりました。


だいたい…

「最後はスパッと殺してくれたかな…

 一瞬だったかな…」

なんて思いながら、自分だったら、

食べてしまう前に、キチンと一瞬で

絞めることができるのか?と

その時のために覚悟しておかなければ…

なんて感じる自分が、情けなく感じました。


私たち日本人はひ弱になっているのかも

知れません。

ハンバーガー屋さんで食べるのも牛くんの

命ですし、コンビニのお米も一生懸命に

生きたお米くんの命です。

殺めるところだけ、目をつぶって…いる

誰かに任せて、自分はお腹いっぱい

食べるだけになっているような気がします。

少し恥ずかしく、感じました。

「お命頂きます」という気持ちを

忘れないようにしたいものです。

そして、頂いた命に恥ずかしくない生き方

をしないといけない…

そう思います。