最高のルビーが採掘されるミャンマーですが、

いつから採掘がされていたのでしょうか?

ヨーロッパの資料(マゼランの見聞記)

では、1500年代の後半には、

ビルマ国王が採掘をしていたと

記されています。

書物の記録としては、16世紀には

採掘されていたそうです。

私が「指輪を手に取る会」で拝見した

ヒストリックなミャンマー産ルビーが

使われたリングは12世紀のモノでしたし、

インドでは、2000年前にはミャンマー産の

ルビーが最高の宝石であるといわれていた

そうです。ミャンマーでも紀元前の時代の

集落の遺跡からルビーを採掘する道具類が

一緒に見つかっているので、採掘は紀元前

から始まっていたのかも知れません。

更に、ルビーを語源通りの「赤い石」まで

概念を広げて見てみると、古代エジプトの

初期、約4000年前にまでさかのぼります。

この時代は、赤い石はすべて同じと見なされて

いたため、「カーネリアン」が主流でしたが…

そもそも、赤い宝石をすべてルビーと

呼んでいたようです。

ですから、イギリスのインペリアルクラウン

のブラックプリンスと呼ばれていたルビーは、

宝石学が発達して、後にスピネルだったこと

が分りました。

ルビーについては、アジアの方が詳しかった

ようで、2000年前からルビーとスピネルを

分けていました。

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