ルビーの品質は、

1)宝石種
2)原産地
3)処理の有無
4)美しさ
5)色の濃淡
6)欠点
7)サイズ

を判定し見分けます。

そもそも、なぜルビーの品質を

見分ける必要があるのか?

それは、品質を見分けないと価値

が分らないからです。

ルビーという名前が付く商品にも、

価値の高い無処理で美しいミャンマー

産のルビーもあれば、宝石としての

価値は無い、人工合成ルビーや

相対的に価値の低い、加熱処理をして

美しさを改良したルビーもあります。



先々月に香港で開催された高級美術品

のオークション「Christie's」での

落札実績をみれば良くわかります。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

鑑別機関が発行した証書が古くて

原産地と処理の有無が分からない

合計18ctのルビーが使われた、

ネックレスとリングのセットは、

日本円で約450万円。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森


ミャンマー産の無処理で美しい

6ctのルビーリングは、ひとつで、

日本円で約2憶3千万円でした。

加熱処理したルビーは、1ctあたり

25万円で、一番高買ったルビーは、

1ctあたり3800万円以上しました。

これは、極端な例かもしれませんが、

買う時に同じ値段であっても、

売る段階で、処理されているか

どうかで、1ctあたりで何十倍の

価格差になることは珍しくありません。

同じルビーであっても、これだけの

値段の差があります。

品質を見分けて、その上で、

需要と供給のバランスを見て

価値を判断します。

買う時には、違いは分りませんが、

売る時には、大きく違います。