自然のパーフェクトな形を目の当たりにして…

ルビーは、六方晶系という六角形または、

三角形の形に結晶します。

時々、歯車型に60度ごとにキレイに仕切り

が入って育つものがあり、トラピッチェと

呼ばれます。

あまり綺麗なトラピッチェルビーは見た

ことはなかったのですが、これは結構

きれいでしたので、顕微鏡で写真を撮って

見ました。

宝石は岩石であるヒスイや一部の真珠などの

有機物起源のものを除いて、基本的に結晶

ですが、

結晶といえば、原子、分子レベルで同じ

パターンで同じ構造が繰り返された万物の

理想の姿で、最も安定した形です。

兵隊さんの一糸乱れぬ行進を見ていると

高度な規律を感じますが、目には見えない

結晶構造ですが、その様なイメージです。

その結晶をみると、無性に欲しくなるのは、

ひょっとしたら私達自身が、純粋でないから…

バランスを取りたいのでしょうか？

自然界のパーフェクトな姿「宝石」を鑑賞する

と色々なことが感じられるのが不思議です。