$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

写真は、今朝、顕微鏡をのぞいて

いて発見したミャンマー産ルビー

の典型的なインクルージョン

(内包物)です。

ルビーの結晶の中に他の結晶が

存在している図です。


$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

このタコのような形をした結晶は

調べるとアパタイト(カルシウム

の結晶)であることが多いのですが、

ミャンマー産のルビーは、

そのカルシウム分の多い母岩の中で

育つ宝石です。

母岩は一般的に「大理石」と呼ばれる

白い岩ですが、岩は岩石です。

その岩石を構成している主成分が

結晶化してルビーの中に入っている

のです。

要するにお母さんが結晶になって

子供=ルビーの中に残っているわけ

です。


私たち人には、必ず一人に一人の

お母さんがいて、ルビーも同じです。



どこで育ったのかが分る結晶を

顕微鏡で見ていてると、宝石ルビー

というのは、私たち人と同じで、

同じものが2つとない個性なのだと

いうことを改めて感じます。