西洋では、王様の宝石として君臨した
ルビーですが、欧州ではルビーは産出
しません。
そして、産出量が極端に少ないために
東から伝わって来る、なにか不思議な
お宝だったようです。
例えば、古代ローマでは、ルビーは
「カルブンクルス」と呼ばれていました。
これは、「燃える石炭」という意味で、
ルビーは、石炭が燃えていると思われて
いました。
面白いのは、燃える石炭は熱いのに、
ルビーは、熱くありません。
その名前をつけたのは、普段は王冠に
ついていたので一般の人には触れら
れなかったからだろうと思います。
対して、東洋インドでは、2000年前には、
すでに赤い石を4段階に分けていました。
最高のルビーをバラモン=ルビー
2番目をクシャトリア=以下はスピネル
ガーネット
3番目をヴァイシャ
4番目をシュ―ドラと呼んでました。
実は、バラモンがルビーで、2番以下は
スピネルとガーネットだったようです。
さすがは、ミャンマーのお隣のインド。
太古より、ルビーとスピネルをしっかり
見分けていたようです。
ヨーロッパでは、つい最近まで、
スピネルとルビーの区別がついておらず、
英国インペリアルクラウンのルビーは、
最近なって、スピネルだったと分ったと
いうのは、有名な話ですが、西洋人が
唯一、鉱山をコントロールできなかった
のも「ルビー」です。
ボーダーレスの時代になって行くいま、
ルビーが「お宝」の象徴になるのかも
知れません。

ルビーですが、欧州ではルビーは産出
しません。
そして、産出量が極端に少ないために
東から伝わって来る、なにか不思議な
お宝だったようです。
例えば、古代ローマでは、ルビーは
「カルブンクルス」と呼ばれていました。
これは、「燃える石炭」という意味で、
ルビーは、石炭が燃えていると思われて
いました。
面白いのは、燃える石炭は熱いのに、
ルビーは、熱くありません。
その名前をつけたのは、普段は王冠に
ついていたので一般の人には触れら
れなかったからだろうと思います。
対して、東洋インドでは、2000年前には、
すでに赤い石を4段階に分けていました。
最高のルビーをバラモン=ルビー
2番目をクシャトリア=以下はスピネル
ガーネット
3番目をヴァイシャ
4番目をシュ―ドラと呼んでました。
実は、バラモンがルビーで、2番以下は
スピネルとガーネットだったようです。
さすがは、ミャンマーのお隣のインド。
太古より、ルビーとスピネルをしっかり
見分けていたようです。
ヨーロッパでは、つい最近まで、
スピネルとルビーの区別がついておらず、
英国インペリアルクラウンのルビーは、
最近なって、スピネルだったと分ったと
いうのは、有名な話ですが、西洋人が
唯一、鉱山をコントロールできなかった
のも「ルビー」です。
ボーダーレスの時代になって行くいま、
ルビーが「お宝」の象徴になるのかも
知れません。
