メッセージを頂き、お問い合わせを頂きました。

「私の持っているルビーについていた鑑別書

 には、一般的にルビーは加熱による美しさの

 改良が行われています…と書いてありますが、

加熱処理されたルビーなので良くないので

しょうか?

というご質問ですが、

お客様が、悪いことはありませんし、

その加熱処理をしたルビーを販売したジュエラー

が悪いわけでもありません。


時間と共に希少性が変化していったのです。



加熱処理という技術は、普通なら宝石に

ならない美しさに欠ける原石が処理を

することにより日の目を見るチャンスが

できるのです。

ロイヤルファミリーの宝石として一般の

人たちが持つことを許されない時期があった

ルビーが、処理技術の発達により、誰もが

手軽に、楽しめるようになったのです。

素晴らしい技術だと思います。


ただ、人の手で数量を増やせるということ

は、宝石の定義の一つ希少性が低下していく

ということを忘れてはいけません。

だから、時間が経つと共に宝石としての

価値が低下することを理解して、お持ち

頂くことが大切なのです。

無処理で美しいルビーと比較すると遥かに

お安くルビーの美しさを楽しめるのです

から…。

せっかくご縁のあったルビーなのです。

精神的なものとして大切にして頂きたい

と思います。


無処理で美しいジェムクオリティーのルビー

は、ルネッサンス期に描かれた絵画のような

特別な自然の美術品です。

無処理で美しいルビーと同じもの…

すなわち、時代を超える存在感を期待する
 
「お宝」です。

違うモノとして捉えて頂ければと思います。


これから、ルビーをお求めになられる方は、

そのルビーがどの様なモノなのかをキチン

と説明して貰って下さい。


写真は、加熱処理をしたルビーの

インクルージョンの写真です。


$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森