世の中のルビーは、一般的に加熱処理をして

美しさを改良したモノです。

モリスは、原石の状態から美しいルビーこそ

お宝だと思い、無処理で美しいルビーだけを

お届けしていますが…

それでは、私たちはどの様に処理しているか

どうかを見分けるのか?

第一に、ルビーのインクルージョン(内包物)

を見ます。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

例えば、美しさに欠ける結晶を加熱処理の実験

の為に、を薄くスライスします。

インクルージョン(内容物)が確認できると

思います。

下図が拡大したモノです。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

これを、800度近い温度で5時間加熱した写真が

下のモノです。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

ただ、熱をかけて変化を見る実験だったので、

美しくなったかどうか? は分りませんが、

熱による変化がありました。

これを白い背景で撮影したモノが下の図です。

加熱前

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

加熱後


$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森

この様に、熱によってルビーの内包物は確実に

変化していきます。




この写真は、今から5年前にアメリカGIAの

カリフォルニアカールズバッドの本部に

サンプルを出して、撮影、そしてその後に

ミャンマーのモリスで加熱実験をして

再度、撮影するという実験の時に、

撮影されたモノで、日本宝石学会でも

発表しましたが、こうやって少しずつ

データを集めて見分ける方法を開発しています。