ヨーロッパの人が憧れた宝石ルビー

エドウィン　ストリーターズ。

イギリスのボンドストリートで

19世紀後半に栄えたジュエラーです。



ビルマルビーを産地で採掘しようと

1888年にビルマ鉱山会社を設立し、

ルビーの採掘を始めました。



恐らく、ミャンマーのルビーの採掘方法

はこの時のモノがベースになっていると

思われます。

しかし、20年後にあえなく破産しています。

色々な事情があったのでしょう。

ただ、ブーツを履いたままバゴダに入った

とか、バゴダに飾ってあったルビーを持って

行った、とか行いがあまりよろしくなかった

とミャンマーで聞きました。

事実関係は知る由もありませんが、

残念な事ですね。

現地から大切な宝物をお預かりするのだ…と

いう気持ちで取り組んでいたとしたら、

たくさんの素晴らしいルビーに出会えたかも

知れません。

どちらにしろ、未だにヨーロッパの方はルビー

の採掘には手が出せません。

世界中の王様が憧れた最高の宝石ルビーは、

実は、アジアのお宝だったのです。