$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男

京都の四条通りを東山に上がって行った、

八坂神社の上、円山公園の隣、に100年前

から佇む洋館「長楽館」。

フレンチは「ルシエーヌ」で、

イタリアンは「コーラル」(新館)で

頂けますが、お料理とワインは、ご一緒

したゲストの皆さんが絶賛されています。

それもそのはず、シェフが毎朝、京都の

三山木でとれたお野菜で調理されたり、

ワインのソムリエ佐橋さんは、ヨーロッパ

のワイナリーに直接足を運ぶ徹底ぶり。

美味しいのにも理由があったのです。


伊藤博文公が命名したこの「長楽館」の

魅力を引き立てているのが100年前から

変わらないオリジナルなインテリア。

バカラのシャンデリアから、冬は暖炉で

薪が焚かれます。

さて、今日の写真ですが、そのインテリア

ですが、洋館の呼び名は分かりませんが、

日本でいう欄間みたいなものでしょうか、

お部屋に入るゲートの装飾です。

手作りで、小さな部品を組み合わせて

作られています。

今なら、コスト削減の為に、型どりして

一体成型でつくるのが当たりまえなので、

現場で職人さんが少しずつ削り出して

合わせていった後を見ると…

ちょっと感動します。

その職人さんは、もう生きてはいないと

思いますが、その時の仕事は生きています。


今の大量生産の装飾とは、似て非なるモノ

なのかも知れません。


いまでも、素晴らしい職人さんはいらっしゃる
 
はずです。まずは、私たちが、その素晴らしさ

違いを感じて、違うものとして捉える必要が

ある。

そう感じました。