写真は、ディゲートリングという17世紀の指輪です。

「指輪」という書籍に登場するリングなのですが、

(本文から引用)
ローマ.カトリック教徒が何回お祈りを唱えたかを
数えるために使った指輪。通常、突起が10個ある
ことからディゲート.リングと呼ばれる」
(引用ここまで)

本文から、お祈りと唱えた回数をリングをまわし

ながら数えていたのでしょう。

この時代の信仰心が伺えますが、私は、教会で

このリング10個の突起があるリングをクルクルと

まわしながら、お祈りを唱えた方の事を感じます。

写真でもご覧いただけますが、何千回、何万回

お祈りする間に、突起の先端部分に磨きがかかって

光っています。

今は、デジカメで何でも簡単に画像を「記録」

できますが、このリングの写真を見ていると、

このリングが持つ「記憶」というか、毎日のお祈り

をしながら、送った持ち主の「人生の記憶」を

感じるのです。

このリングが問いかけてきました。

「便利な世の中になったね。。でも、本当に
 幸せかい?でも、便利と引き換えに、大切な
 記憶を忘れないでね。。。。」

といわれている様に感じました。

私も、自分のルビーがピカピカになるぐらい
(なれば凄いことですが。。。)

自分磨きをしていきたいと思います。

$ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|日本で唯一採掘権を持つ男-rings




「指輪 The art of Rings: from ancient
Egypt to the 20th Century」
東京庭園美術館監修 淡交社