相性のいい関係。。。
私はよく、ルビーをお選びいただくときに
「相性のいいルビーと品質の良いルビー
は違います。相性の良いルビーを探して
下さい」
と申し上げますが、
それでは、
その「相性」とはどんなもの?
例えば、そのルビーが個性として
「シルクインクルージョン」
(シルクのようにルチルが網の目に密集して
内包されると、肉眼では白く見え、密度が
上がるとスタールビーになったりする)
が宝石の上から見た平らなテーブル面に
密集して内包されていたとして、それが
太陽の光のもとでは。。
見る角度によって「真っ赤」になったり
「白くこもった赤」になったりするルビーで
あった場合は、品質としては最高のモノでは
無くなります。
しかし、「最高の品質が良い」というのは、
何かの比較対象と比べた場合の、そのルビー
(しかも比較するための一定の環境のもとで)
位置づけであって、
そのルビーがお似合いになるかどうか?
は関係ありません。
人間には個性があり、同じ人は2人といません。
個性が2つ以上あり、そのコンビネーションが
相性ということになります。
お金を出せば手に入るモノであっても
相性の良し悪しによって満足感が大きく違う
のが宝石や芸術品かもしれません。

私はよく、ルビーをお選びいただくときに
「相性のいいルビーと品質の良いルビー
は違います。相性の良いルビーを探して
下さい」
と申し上げますが、
それでは、
その「相性」とはどんなもの?
例えば、そのルビーが個性として
「シルクインクルージョン」
(シルクのようにルチルが網の目に密集して
内包されると、肉眼では白く見え、密度が
上がるとスタールビーになったりする)
が宝石の上から見た平らなテーブル面に
密集して内包されていたとして、それが
太陽の光のもとでは。。
見る角度によって「真っ赤」になったり
「白くこもった赤」になったりするルビーで
あった場合は、品質としては最高のモノでは
無くなります。
しかし、「最高の品質が良い」というのは、
何かの比較対象と比べた場合の、そのルビー
(しかも比較するための一定の環境のもとで)
位置づけであって、
そのルビーがお似合いになるかどうか?
は関係ありません。
人間には個性があり、同じ人は2人といません。
個性が2つ以上あり、そのコンビネーションが
相性ということになります。
お金を出せば手に入るモノであっても
相性の良し悪しによって満足感が大きく違う
のが宝石や芸術品かもしれません。
