人と荷物は同じところに

マンダレー空港から市街地へ
向かう車の中でいつも見る風景
なのに、ハタっと気づきました。
日本は、自分の荷物を担いで
移動することも宅急便の発達で
無くなりつつあります。
でも、人も荷物も移動させる時
には、誰かの助けを借りている
訳です。便利になった代わりに、
運ぶ大変さは分からなくなって
いるのかも知れません。
話は飛躍しますが、今の先進国
と呼ばれる国で、ケンタッキー
フライドチキンを食べる時に
生きている鶏を殺して解体され
る姿を思い浮かべる人はいませ
んが、でも誰かが代わりにやっ
てくれているので食べられる訳
です。お金を支払えば購入でき
る文化は便利でいいのですが、
実感が薄れていくという部分も
あると思います。
いま目の前にある光景は、確か
に不便ですが、面倒な事を代わ
りにやってプロに感謝する気持
ちが湧いてきます。反面、日本
の様に便利ではあるけど、実感
がない生活は、本質の部分が感
じられず、精神的には貧しい状
態なのかなと思ってしまうのです。
ルビー社長☆森孝仁 presents ルビーの森|ルビーで世界的ハイエンドジュエリーブランドを創造する社長のブログ-nmotu